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『鳴らさない鐘は鳴らない』
Vol.40 世界中の日本大使たち

 
2008/10/11

小山田真
1982年3月10日、岡山県生まれ。幼い頃からブルース・リーやジャッキー・チェンに憧れ、ハリウッドでアクションスターになる事を夢見る。高校卒業後、00年に周囲の反対を押し切って単身渡米。演技経験も英語力もゼロからスタートした。03年製作の『ラスト サムライ』で、渡辺謙演じる「勝元」の息子「信忠」役に抜擢され、これを好演して評価を受けたのちに、次々とハリウッド作品に出演する。06年春には自らの製作会社を立ち上げ、プロデュースにも携わる。07年11月には初プロデュース映画“Good Soil”が公開された。

 ハリウッドから小山田真です。

 先週は季節外れの猛暑もありましたが、ようやくロスの空気も秋らしい匂いがするようになってきました。今週は三浦和義容疑者がロス入りし、アメリカの報道でも大きく取り上げられています。

マイノリティが力を合わせて

マイケル・ジェイ・ホワイト(左)、キース・ロビンソン(左から3番目)らと
マイケル・ジェイ・ホワイト(左)、キース・ロビンソン(左から3番目)らと
 米ワーナー・ブラザースの85周年を祝うイベントのひとつ、“Diversity in Hollywood”がロサンゼルス・バーバンクの同スタジオ内で開かれました。ワーナー・スタジオの団体“NAPA”(Network for Asian Pacific American)、“Black Employee”、“Woman of Warner”が主催したプライベートなイベントでした。

 特別ゲストとして黒人ハリウッド俳優のマイケル・ジェイ・ホワイト(『ダークナイト』)とキース・ロビンソン(『ドリームガール』)、そして僕もアジア人俳優の代表として招待していただきました。

 イベントは「ハリウッドの多様性」と題した、アジア人、黒人、女性スタッフなどハリウッドで働くマイノリティのためのパネル・ディスカッション形式で行われました。約1時間のディスカッションののち、イベントの終わりの10分間は観客とパネリストたちの意見交換や質疑応答に割かれ、とてもいいイベントになったと思います。ここアメリカではどんな業界でも、少数派が活躍するためには力を合わせていくことが大切なんです。

アメリカ横断・日本太鼓の旅

関口さんと
関口さんと
 僕の空手仲間のひとりで、オーストラリアのシドニーに住む関口さんがロサンゼルスにやってきました。突然のことだったのでスケジュールの調整が少し大変でしたが、なんとか会って話をすることが出来ました。

 今回、彼は55日間でアメリカ全州を車で訪れ、各地で日本太鼓の演舞をする予定だそうです。彼の長年の日本太鼓の師匠だった方が先日他界したこともあり、アメリカ横断の巡業を決心したようです。僕も昔から日本太鼓には興味があって、近いうちに是非稽古してみたいと思っていたところでした。

 シドニーを拠点に世界各国で日本太鼓の演舞をしてまわる彼はとてもユニークな発想の持ち主で、しかも努力家だと今回あらためて話をしていて感じました。アメリカ横断後、サンフランシスコでは大観衆の前で日本太鼓を披露するそうです。

 今回、僕はほんの気持ちですがスポンサーというかたちで彼を支援すると共に、このブログを通して皆さんからの彼への応援を呼びかけたいと思います。がんばれ、関口さん!(関口さんのホームページはこちら

 世界には関口さんように日本の文化をいろいろな形で伝えている方々がたくさんいますよね。今回、彼の世界での活動ぶりをいろいろ聞いて、僕は個人的にも仕事を通じても、そういう方々をなんらかのかたちで応援していきたいと思う自分の気持ちを再確認しました。また僕も、ひとりの日本大使として、ハリウッドに日本文化を広めていきたいと思っています。

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