ヘッダーの始まり

グローバルナビゲーションの始まり
ホームニュース特集(選択中)インタビュー動画コラムレビューランキングフォトギャラリーピックアップ
最新映画情報V ブログ教えて!エンタ業界転職情報フロムジャパンV プラスメールマガジンプレゼント映画データベース
左側ナビゲーションの始まり
パンくず式ナビゲーション

The Savages

2008/02/05
 “The Savages”は、現代家庭が抱える最も困難で挑戦的な経験を通して、家族や愛、そして死について不遜な見方を提供する作品である。それは、成長した兄妹が、長い間疎遠になっていた年老いた父親の面倒を看るために、それぞれの日常生活から無理やり引き戻される様子を通して描かれている。

 このSavage家の兄妹が最もやりたくないことは、子供時代の苦い思い出を振り返ること。父親の手中から何とかもがき出で、二人とも今となってはすっかり自分なりに複雑な人生を送っている。ウェンディ(本作品でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたローラ・リニー)はニューヨークのイースト・ヴィレッジに住み、劇作家を目指している。派遣社員として生計を立てながら、会社の備品を盗み、台本執筆のための補助金を得るために、あちこちへ申込書を送っている日々だ。家に帰ると、アパートの隣の部屋に住む中年男との不倫が待っている。兄のジョン(アカデミー賞受賞俳優のフィリップ・シーモア・ホフマン)は、ニューヨーク州北部のバッファローで大学教授をする神経質な男。よく分からないテーマで本を書いている。そこへ届いた一本の電話。それは、二人が恐れ、避け続けていた父親レニー(トニー賞受賞俳優フィリップ・ボスコ)が認知症を患っており、二人の他には誰も面倒を看る者がいない、という知らせであった。

 そこで二人は、それぞれの日常の束縛からしばし離れ、一つ屋根の下で暮らすことになるのだが、久しぶりに互いの奇行を再確認し、イライラさせられるばかり。弱っていく父親にどう対処したらいいかについて喧嘩ばかりを繰り返し、ひいては、大人とは何か、家族とは何か、そして驚いたことに、互いの人となりについても向き合うことになる。

 ずば抜けた演技力を持つ俳優たちによる、機微に通じた演技が披露されるこの作品は、脚本と監督を担当するタマラ・ジェンキンスが 前作『Fカップの憂うつ』同様に見せる、ユーモアと人間味溢れる物語である。

 殺伐とした日常を送る大人たちが、最も近くて最も遠い「家族」という対象を、一個人として見直す機会を与えてくれる、大人たちのための映画。

製作:フォックス・サーチライト、Lone Star Film Group、This Is That Productions、Ad Hominem Enterprises、Cooper’s Town Productions
アメリカ配給:フォックス・サーチライト
上映時間:113分
監督:タマラ・ジェンキンス
脚本:タマラ・ジェンキンス
プロデューサー:テッド・ホープ(『サムサッカー』『21グラム』)、エリカ・ウエストハイマー(『サムサッカー』)
エグゼクティヴ・プロデューサー:アレクサンダー・ペイン(『サイドウェイ』)、ジム・テイラー(『サイドウェイ』』)、ジム・バーク(『ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!』)、アンソニー・ブレグマン(『サムサッカー』)、フレッド・ウエストハイマー( “The King of California”)
出演:ローラ・リニーフィリップ・シーモア・ホフマンフィリップ・ボスコ

パンくず式ナビゲーション
広告エリアの始まり

フッターの始まり