「あなたもオスカー受賞者になれる!」
という展示会とは?
アカデミー賞の受賞者が誇らし気に手にする黄金に輝くオスカー像。映画業界に携わる人なら、誰しもいつかはこの像を手にして壇上に上がってみたいと思うだろう。
実はハリウッドに、本物のオスカー像を手に取って表彰台に上がり、写真撮影ができる場所があるのをご存知だろうか。しかもそこには、その年の受賞者に実際に渡される予定のオスカー像が50体も、惜しげもなく展示されているのだ。
その名も、”Meet the Oscars”。「オスカーに会おう」と名付けられたこの展示会は、毎年アカデミー賞の約1カ月前から授賞式の2日前まで、アカデミー賞授賞式会場であるコダック・シアターに隣接したショッピングセンターの一角で開催されている。
2月1日のオープニング・セレモニーでは、駆けつけた大勢の報道陣がフラッシュをたく中、アカデミー会長のシド・ガニスが大きなはさみでテープカットを行った。
実はハリウッドに、本物のオスカー像を手に取って表彰台に上がり、写真撮影ができる場所があるのをご存知だろうか。しかもそこには、その年の受賞者に実際に渡される予定のオスカー像が50体も、惜しげもなく展示されているのだ。
その名も、”Meet the Oscars”。「オスカーに会おう」と名付けられたこの展示会は、毎年アカデミー賞の約1カ月前から授賞式の2日前まで、アカデミー賞授賞式会場であるコダック・シアターに隣接したショッピングセンターの一角で開催されている。
2月1日のオープニング・セレモニーでは、駆けつけた大勢の報道陣がフラッシュをたく中、アカデミー会長のシド・ガニスが大きなはさみでテープカットを行った。
厳重な警備に守られたオスカー像、
実は子供バージョンもあった!
報道陣と観光客とでにぎわった会場にさっそく記者も入ってみると、あるある、あるある。金色に燦然と輝くオスカー像がずらりと、ガラスケースの中に展示されている。同じ形のゴールドの像が、何対も何対も鎮座している光景はなんだか神々しい。像の一体一体が、今年の受賞者の手に渡される瞬間を静かに待っているかのようだ。
オスカー像1体の大きさは高さ34.3cm、重さ3.9kg。毎年、シカゴのR.S.オーウェン&カンパニー社で製造されたあと、特別機に乗せられ、ロサンゼルスまで空輸される。その後、授賞式直前までこの展示会場で保管される。2000年にその年のオスカーが盗まれた事件があったため、セキュリティーは厳重だ。この会場にも、オスカー像を守る何人もの制服姿のガードマンが目立つ。
この展示会でユニークなのは、今年のオスカー像以外にも、過去の貴重なオスカーも展示されていることだ。
例えば、1934年にシャーリー・テンプルに渡されたオスカー像。この像が通常のものよりちょっと小さいのは、これが“ジュービナイル・オスカー”という、子供の受賞者におくられたオスカー像だから。1961年を最後にこのタイプの像の製造は中止されてしまったので、ジュービナイル・オスカー像はたったの12体しか現存しない。その中の一つは1939年にジュディ・ガーランドにおくられたそうだ。
オスカー像1体の大きさは高さ34.3cm、重さ3.9kg。毎年、シカゴのR.S.オーウェン&カンパニー社で製造されたあと、特別機に乗せられ、ロサンゼルスまで空輸される。その後、授賞式直前までこの展示会場で保管される。2000年にその年のオスカーが盗まれた事件があったため、セキュリティーは厳重だ。この会場にも、オスカー像を守る何人もの制服姿のガードマンが目立つ。
この展示会でユニークなのは、今年のオスカー像以外にも、過去の貴重なオスカーも展示されていることだ。
例えば、1934年にシャーリー・テンプルに渡されたオスカー像。この像が通常のものよりちょっと小さいのは、これが“ジュービナイル・オスカー”という、子供の受賞者におくられたオスカー像だから。1961年を最後にこのタイプの像の製造は中止されてしまったので、ジュービナイル・オスカー像はたったの12体しか現存しない。その中の一つは1939年にジュディ・ガーランドにおくられたそうだ。
赤絨毯を歩くスターの気分を
満喫出来る部屋が
……と、隣の部屋からなにやら歓声が聞こえてくるではないか。なんだろうと、その声につられて隣の展示室に足を運んでみると……
うわあ、レッド・カーペットだ! パパラッチがカメラを一斉にこちらに向けているではないか。歓声を上げて手を振っている群集もいる。
実はこの部屋は、アカデミー賞の疑似体験部屋。廊下のような細長い空間にレッド・カーペットが敷いてある。そして両壁には、パパラッチや群衆のリアルな映像を流しているのだ。この中を歩くと、あたかも自分がスターになって、アカデミー賞のレッド・カーペットを歩いているような感覚が味わえる。
実際のレッド・カーペットだと、前や後ろにジョニー・デップやジョージ・クルーニーが歩いているのだろうが。
うわあ、レッド・カーペットだ! パパラッチがカメラを一斉にこちらに向けているではないか。歓声を上げて手を振っている群集もいる。
実はこの部屋は、アカデミー賞の疑似体験部屋。廊下のような細長い空間にレッド・カーペットが敷いてある。そして両壁には、パパラッチや群衆のリアルな映像を流しているのだ。この中を歩くと、あたかも自分がスターになって、アカデミー賞のレッド・カーペットを歩いているような感覚が味わえる。
実際のレッド・カーペットだと、前や後ろにジョニー・デップやジョージ・クルーニーが歩いているのだろうが。
いよいよ本物のオスカーを
がっしり握って写真撮影
そしていよいよ、本日のメイン・イベント。オスカー像を手にとっての写真撮影だ。
この写真撮影は毎年行列ができる展示会随一の人気コーナー。今日も様々な人たちが表彰台の上にあがり、本物のオスカーを片手に掲げ写真撮影をしている。オープン初日の今日は報道陣も集まってその様子を取材しているため、壇上に上がる人たちは、まるで本物の受賞者気分。
アメリカだけでなく、いろいろな国からの観光客がいる。ピースをしてニコニコ笑っている女の子二人は日本からの観光客だ。また家族全員で写りたい人たちは、後ろに並んでいる人に撮影を頼んだりしている。皆、なかなか楽しそうだ。
記者も思わず壇上に上がってみる。なんだか照れくさいが、ずしりとくるオスカーを手にしたとたん、スピーチをしたい気分になるから不思議だ。今年、オスカーを受賞する映画人たちは、この瞬間、いったい何が見えるのだろう。
アカデミー賞の会長シド・ガニス氏も、「オスカー像を実際に手に出来ることはここしかないですからね。ぜひ手にとって、その実感を味わってみてください」と、語っていた。
誰でも無料で入れるこの展示会、ハリウッド通りとハイランド通りの交差点にあるショッピングセンターの4階で、2月23日まで開催されている。この期間中ロサンゼルスを訪問するチャンスがあれば、立ち寄ってみてはいかがだろう。
この写真撮影は毎年行列ができる展示会随一の人気コーナー。今日も様々な人たちが表彰台の上にあがり、本物のオスカーを片手に掲げ写真撮影をしている。オープン初日の今日は報道陣も集まってその様子を取材しているため、壇上に上がる人たちは、まるで本物の受賞者気分。
アメリカだけでなく、いろいろな国からの観光客がいる。ピースをしてニコニコ笑っている女の子二人は日本からの観光客だ。また家族全員で写りたい人たちは、後ろに並んでいる人に撮影を頼んだりしている。皆、なかなか楽しそうだ。
記者も思わず壇上に上がってみる。なんだか照れくさいが、ずしりとくるオスカーを手にしたとたん、スピーチをしたい気分になるから不思議だ。今年、オスカーを受賞する映画人たちは、この瞬間、いったい何が見えるのだろう。
アカデミー賞の会長シド・ガニス氏も、「オスカー像を実際に手に出来ることはここしかないですからね。ぜひ手にとって、その実感を味わってみてください」と、語っていた。
誰でも無料で入れるこの展示会、ハリウッド通りとハイランド通りの交差点にあるショッピングセンターの4階で、2月23日まで開催されている。この期間中ロサンゼルスを訪問するチャンスがあれば、立ち寄ってみてはいかがだろう。
text and photographs by Astuko Kohata (Variety Japan LA)




























