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ジャック・ブラック&ジョン・スティーヴンソン監督
『カンフー・パンダ』爆笑インタビュー

2008/05/20
 カンヌの特別招待作品『カンフー・パンダ』の主役ポーを演じたジャック・ブラックのインタビューが届いた。共同監督のジョン・スティーヴンソンとともに取材に臨んだが、質問を寄せられるのは圧倒的にブラック。監督は心得たもので漫才の相の手状態でやり取りに言葉をはさんでいく。ふたりの爆笑インタビューをお届けしたい。

パンダに似てるのは偶然だ!

パンダのスタントはうまくいきましたか?(笑)

ジャック・ブラック(以下) ああ。よくできたと思う。 あれ、スタントだっけ?(笑)

ジョン・スティーヴンソン(以下) そうだよ(笑)。

 身体的に大変だったことは(笑)?

 声かな(笑)。すごく負担がかかるんだ。たくさん叫んだからね。熱いお茶を飲まなきゃいけなかったりね……。このくらいでいい(笑)? 実際、すごく汗をかいたよ。これはジョークじゃない。声を入れるときも激しく動くからね。

 ジャックをポー役に指名したのは、身体的に似ているからですか?

 あはは。それはないな。ジャックが最も面白い男だからだよ。ポーには面白くあって欲しかったからね。

 僕がパンダに似てるのは単なる偶然ってわけ(一同爆笑)。

チャウ・シンチーは素晴らしいよ!

© 2008 DreamWorks Animation L.L.C. All Rights Reserved.
© 2008 DreamWorks Animation L.L.C. All Rights Reserved.
 ジャック。あなたはチャウ・シンチーについて語っていましたが、どのくらい彼の影響を受けたのですか?

 どんなタイプのパフォーマンスも参考になる。アジアのカンフー・マスターからイタリアのピエロまでね。演技に生かせそうなことはなんでも吸収する。
うん、チャウ・シンチーは素晴らしいよ。『キング・コング』の撮影中に『カンフーハッスル』を観た。中国で大ヒットしてるって聞いてたからね。観たらぶっ飛んだよ。それで『少林サッカー』も観た。これも同じぐらい良かった。今じゃ彼の大ファンだ。彼が『カンフー・パンダ』を気に入ってくれるといいな。

 実写のカンフー映画に出てみたいと思いますか?

 うん。カンフーの練習はしなきゃいけないけどね。チョウ・ユンファも『グリーン・デスティニー』を撮る前はカンフーを知らなかったそうだ。でもあの作品の彼はすごい。だから僕にも望みはあるかな。

いつも「面白くなくちゃいけない」というプレッシャーがある

 あなたはとても成功した(サクセスフルな)俳優ですが、コメディアンとして、絶えず人を笑わせないといけないという気持ちはありますか? また、アンジェリーナ・ジョリーとは、「親として」の経験談などを話したりしましたか? あと、『カンフー・パンダ』の続編を期待しますか?

 3つも! 欲張りだね(笑)。まず最初のやつ。ぼくの“セクシーさ”がなに? あ、“セクシー”じゃない? “サクセスフル”か。“セクシー”かと思った(笑)。えーと、僕にはいつも「面白くなくちゃいけない」というプレッシャーがある。でも、僕の面白さはいつも偶然なんだ (笑)。プレッシャーから生まれる面白さなんだろう。まあ人を笑わせるのが好きだしね。
2番目の質問は何だっけ? ああ、「親として」の話だね。アンジーはいいアドバイスをくれたよ。うちはもうすぐ下の子が生まれるんだけど……、ところでみんな、(アンジーのお腹のことばかり気にして)僕の新しい子どもにももっと興味を持ってよ(一同爆笑)! えーと、そうそう、下の子が生まれると、上の子がやきもちを焼くだろ? どうしたらいいかなって聞いたら、アンジーはまず上の子にパーティーを開いてあげたらいいというんだ。「おめでとう! 君に小さな弟ができるんだよ」ってプレゼントをあげればって。「これは使える!」と思ったよ。
で、最後の質問はなんだっけ? あ、続編ね。まずはこの作品がどうなるか行方を見守ってから考えるよ。

僕も仮面を買おうかな(笑)

 あなたが秘密をばらしたことをアンジェリーナは怒りましたか?

 いや、むしろ彼女はホッとしてると思う。僕に感謝して、ブラッド・ピットと一緒に僕に花を贈ってきたぐらいだ(笑)。いや、花はウソだけど怒ってなんかないよ。

 ジム・キャリーロビン・ウィリアムズのように、シリアスな役柄も演じたいとお考えですか?

 『キング・コング』はそうだっただろう?

 ああ、そうだ。ありがとう(笑)。うん、いつも自分の枠を広げたいと思っているから、そういう役にもオープンだよ。

 『カンフー・パンダ』は面白いことが大事だけど、細かい感情の演技も重要なんだ。ジャックはそこも素晴らしかった。ジャックとダスティンのドラマティックなシーンは納得いくまで何テイクもやったけど、あれは本当にシリアスな演技だった。

 すっかり有名になったジャック・ブラックとして、昔の生活に戻りたいと思うことはありますか?

 今の生活も気に入っているけど、ひとつだけ。僕は人間ウォッチングが好きで、よく街を歩き回っては人々の行動を観察していた。でももうそれはできないから寂しいね。ブラッド・ピットは時々(変装用の)リアルな仮面つきのかつらを使ってるって聞いたけど僕もひとつ買おうかな(笑)。

ジャック・ブラック

1969年4月7日アメリカ・カリフォルニア州・サンタモニカ出身。主な出演作に『ハイ・フィデリティ』『スクール・オブ・ロック』『愛しのローズマリー』など。俳優活動の一方で“テネイシャスD”としてバンド活動も精力的に行っている。

ジョン・スティーヴンソン

ジム・ヘンソン・プロダクションの「The Muppet Show」でキャラクター/プロダクションデザイン、ストーリーボード、ショーコンセプト、パペット制作を務めてキャリアをスタート。ドリームワークスではストーリーの責任者として『シュレック』、『シュレック2』、のストーリーなどを担当。英国のワンダーワールド・テーマパークやコロンビアのボゴタ子供ミュージアムなどのプロジェクトにも携わっている。

『カンフー・パンダ』
●7月26日から日本公開開始 ●配給:アスミック・エース、角川エンタテインメント





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