ある夏の日、帰省してきた娘、息子一家を手料理で歓待する母・横山とし子。彼女の作った料理は必ずしも子どもの好きなものではない。料理に注ぎ込まれているのは愛情だけでなく、悲しみ、喜び、憎しみ、幸福感など母の人生そのもの。複雑な人生が詰め込まれている。横山とし子を演じた樹木希林さんにコメントをいただいた。

是枝裕和監督の描かれた家族観をどう思われましたか
私自身の生活とは違うけれど、見事な普遍性を持っていると思いました。
印象に残ったロケ地、セット、小道具を教えてください
ロケ地のなかでは、老夫婦が上る階段が好きです。年中上るのはたまらないけど、年に一度くらいなら上ってもいいでしょ(笑)。
あと、あの医院がロケセットで見つかった註1というのが、とてもよかったと思います。
小道具は——、もし自分の家にあったら、ぜーんぶ処分してしまう小道具ばかりでした(笑)註2。
註1※ 横山医院のモデルは三鷹にある小児科医院。家の内部はスタジオに組まれたセット。
註2※ 樹木さんは大変片付け上手。要らないものは捨てる質だそうでご自宅はものすごく整頓されている
あと、あの医院がロケセットで見つかった註1というのが、とてもよかったと思います。
小道具は——、もし自分の家にあったら、ぜーんぶ処分してしまう小道具ばかりでした(笑)註2。
註1※ 横山医院のモデルは三鷹にある小児科医院。家の内部はスタジオに組まれたセット。
註2※ 樹木さんは大変片付け上手。要らないものは捨てる質だそうでご自宅はものすごく整頓されている
家族で食べた思い出の料理はなんですか? 味やシチュエーション、記憶に残っていることを教えてください
母親が作ってくれた料理は、
・いかのご飯詰め
・フレンチトースト
・ぬか漬け
です。
・いかのご飯詰め:いかの良いのがあったら、ちゃっと作ってくれる。特別な料理ではありません。でも作り方、教わらなかったなあ。
・ぬか漬け:食卓には常にぬか漬けがありました。母は冬になると白菜を樽で漬けていた。私の代ではもうらやらないけど、だから漬け物は買うという感覚がないんです。樽ではないけど自分の分くらいはちゃっと浅漬けにして食べてます。
・フレンチトースト:これは私も、相手が口寂しい時作っています。お菓子って買ってくるのも、わざわざ焼いたりするのも面倒。これはすぐできて、熱々を食べるとおいしい。
樹木希林(C)新津保建秀
・いかのご飯詰め
・フレンチトースト
・ぬか漬け
です。
・いかのご飯詰め:いかの良いのがあったら、ちゃっと作ってくれる。特別な料理ではありません。でも作り方、教わらなかったなあ。
・ぬか漬け:食卓には常にぬか漬けがありました。母は冬になると白菜を樽で漬けていた。私の代ではもうらやらないけど、だから漬け物は買うという感覚がないんです。樽ではないけど自分の分くらいはちゃっと浅漬けにして食べてます。
・フレンチトースト:これは私も、相手が口寂しい時作っています。お菓子って買ってくるのも、わざわざ焼いたりするのも面倒。これはすぐできて、熱々を食べるとおいしい。
樹木希林(C)新津保建秀



















































