米インターネット業界大手各社の生き残り合戦がますます加熱してきた。マイクロソフトによるYahoo!買収が実現し “Microhoo”が市場に参入するかもしれない。そこに取り残されないようにマイクロソフトに便乗しようとしているのはニューズ・コープ。一方、買収を回避したいYahoo!は、AOLとの合併や、Googleとの提携を考慮している。
経営不振のAOLの立て直しを図るタイム・ワーナーは、コンテンツと広告運営をYahoo!に一任し資金を提供する代わりに、両社が合併した際に株の20%を保有する提案をしているとのこと。これにより同社は、AOLの売却を逃れ、インターネット事業を維持できることになる。
AOLとの交渉が実現すれば、新生Yahoo!は、マイクロソフトが提案している1株29ドルよりも高い30ドル以上で株の一部を買い戻せる。そうなれば、恐らく株主たちはマイクロソフトからの買収提案を拒否するという目論見だ。
AOLは昨年、広告収入こそ前年比18%増となっているが、契約者数は前年比52%減。調査会社Bernstein Researchは、「タイム・ワーナーとタイム・ワーナー・ケーブルの市場価値や、我が社のタイム・ワーナー・コンテントの評価額を考慮してみると、資産価値はゼロに近い、というのが市場での暗黙の見解となる」と、新たな報告書に記している。AOL側にとっては、Yahoo!との契約は100億ドルもの価値になるのだ。
経営不振のAOLの立て直しを図るタイム・ワーナーは、コンテンツと広告運営をYahoo!に一任し資金を提供する代わりに、両社が合併した際に株の20%を保有する提案をしているとのこと。これにより同社は、AOLの売却を逃れ、インターネット事業を維持できることになる。
AOLとの交渉が実現すれば、新生Yahoo!は、マイクロソフトが提案している1株29ドルよりも高い30ドル以上で株の一部を買い戻せる。そうなれば、恐らく株主たちはマイクロソフトからの買収提案を拒否するという目論見だ。
AOLは昨年、広告収入こそ前年比18%増となっているが、契約者数は前年比52%減。調査会社Bernstein Researchは、「タイム・ワーナーとタイム・ワーナー・ケーブルの市場価値や、我が社のタイム・ワーナー・コンテントの評価額を考慮してみると、資産価値はゼロに近い、というのが市場での暗黙の見解となる」と、新たな報告書に記している。AOL側にとっては、Yahoo!との契約は100億ドルもの価値になるのだ。

Yahoo!のCEO、ジェリー・ヤング氏
一方9日(水)、ニューヨークでは、マイクロソフトがニューズ・コープと共同でYahoo!買収に乗り出すと伝えられた(4月11日関連記事)。
ウォール街の証券アナリストたちの間では、AOLとの契約よりは、両社による共同買収の方が現実的ではないかという見解が多いようだ。
また、Yahoo!はGoogleとの業務提携の話も進めており、10日(木)、Yahoo!の検索へのトラフィックにGoogleの広告を使用する試験的提携を発表した。
しかし証券アナリストたちによれば、マイクロソフトに対して買収以外の方法で生き残れるという案を提示するために起こした行動であり、長期の提携にはならないのではないかという。
だが、タイム・ワーナーの関係者は、「Yahoo!の株主にとっての選択は、現金を受け取って現在のYahoo!を終わらせるか、そうでなくても明るい未来が見えるかの二者択一だ。Googleの広告提携と我々のコンテンツを合わせるということも、魅力的な代替案の一つだろう」と話している。
Googleと“Microhoo”によってインターネット業界が独占されてしまわないよう、ニューズ・コープとAOLは戦々恐々となっている。戦略こそ違うものの、一連の熾烈な戦いは各社、取り残されないための必死の動きであるようだ。
ウォール街の証券アナリストたちの間では、AOLとの契約よりは、両社による共同買収の方が現実的ではないかという見解が多いようだ。
また、Yahoo!はGoogleとの業務提携の話も進めており、10日(木)、Yahoo!の検索へのトラフィックにGoogleの広告を使用する試験的提携を発表した。
しかし証券アナリストたちによれば、マイクロソフトに対して買収以外の方法で生き残れるという案を提示するために起こした行動であり、長期の提携にはならないのではないかという。
だが、タイム・ワーナーの関係者は、「Yahoo!の株主にとっての選択は、現金を受け取って現在のYahoo!を終わらせるか、そうでなくても明るい未来が見えるかの二者択一だ。Googleの広告提携と我々のコンテンツを合わせるということも、魅力的な代替案の一つだろう」と話している。
Googleと“Microhoo”によってインターネット業界が独占されてしまわないよう、ニューズ・コープとAOLは戦々恐々となっている。戦略こそ違うものの、一連の熾烈な戦いは各社、取り残されないための必死の動きであるようだ。















































