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増えるカンヌのマーケット上映作品数
インドや中南米からの参加作品が多いのが今年の特徴

2008/05/03
 参加者、上映作品数ともに昨年以上の数が見込まれる今年のカンヌのマーケットだが、果たして質と量はともなっているのだろうか?

 カンヌのマーケット責任者Jerome Paillard氏によると、今年の上映作品のリクエスト本数は過去最高だったという。事務局では、要望に対応するため、何カ月も前に上映スクリーン数を追加することを決定した。「何年もの間、スクリーン数を増やすつもりはありませんでした。そんなにたくさん上映しても、バイヤーたちは観ることが出来ないだろうと考えていましたから。しかし、今年3スクリーン追加し、33スクリーンになってもまだ十分ではないかもしれません」。

 Paillard氏は、あくまでマーケットの規模拡大には慎重を期す。「バイヤーたちにも限界があるということをセールス会社が考える必要があります」。

 この背景には、カンヌで上映を希望しているセールス会社が、欧米だけでなくワールドワイドに広がっているという事実がある。個人投資家によるファンドや各国政府の援助により、世界全体で製作される作品の本数が増加しているのである。

 「中国の作品数は増加していますが、他国と比較するとやはりまだ少ないのが現状です」と同氏は説明する。今年はインドや中南米からの作品が多いのが特徴だという。

 また、セールスや配給担当者以外にも、プロデューサーなどの参加が近年増えてきているそうだ。「マーケットへの参加者の総数は1万人強。全世界からのセラーとバイヤーの数は3000人から4000人。残りは製作関係者です」。

 事務局はマーケット用の登録費を、昨年の268ユーロから312ユーロに値上げしている。

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