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インド最大のメディア企業ハリウッドに投資
クルーニーやピット、ハンクスらと契約を締結

2008/05/22
 インド最大のメディア複合企業Reliance Big Entertainmentが18日、カンヌ映画祭でハリウッド進出を発表した。

 同社は先日、今後1年半の間にインドと全世界でのビジネス展開に10億ドルを用意していることを発表したばかり。

 今回の発表はさしずめ “企画貯蔵庫”と呼ばれるもので、 同社が有名スターや映画監督が所属する製作会社と契約を結び、これらの製作会社が企画を開発するための費用を負担する契約。そして、これらの企画の映画化が実現した場合は、製作費の50%までの出資と、同作のインドにおける配給権を獲得する、という取り決めだ。

 すでにニコラス・ケイジのSaturn Productionsをはじめ、ジム・キャリーのJC 23 Entertainment、ジョージ・クルーニーのSmokehouse Productions、クリス・コロンバス監督の1492 Pictures、トム・ハンクスのPlaytone Productions、ブラッド・ピットのPlan B Entertainment、ジェイ・ローチ監督のEveryman Picturesなど有名プロダクションが契約を交わしている。

 これらの製作会社はすべて、特定のスタジオとファーストルック契約を結んでいるが、Reliance とのProduction Silo契約は、ファーストルック契約にとって代わるものではなく、補助的な役割を果たすものだという。

 Reliance のRajesh Sawhney社長はこう説明する。
「われわれは各パートナーがスタジオと結んでいるファーストルック契約を尊重していますし、スタジオ・サイドも、われわれが企画開発費を負担することや、共同出資することを歓迎してくれるはずです。われわれはインドを拠点としているばかりか、まったく新たなビジネスを開発しているのです」

 Relianceによれば、今後2年間で30あまりの企画に参加し、そのうち最低でも10作品は映画化される見通しだという。

契約している製作会社には、Reliance側からのクリエイティブ面での干渉や、期限などのプレッシャーは与えられない。

 Reliance Bid Entertainmentは、巨大企業Reliance Anil Dhirubhai Ambani Groupの傘下。米のDTSを買収し、全米に220の劇場とデジタル上映に関するビジネスも展開している。今後、アメリカにもいくつかの拠点を置く予定だ。

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