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ワーナーとDCコミックスがスーパーヒーロー会談
スーパーマン、バットマンに続く戦略づくり?

2008/07/12
 米ワーナー・ブラザースとアメコミ出版社DCコミックスの上層部が、今後のDCコミックスの映画化戦略を練るために、トップ会談を行っているという。

 DCコミックスとワーナーは姉妹会社にあたり、DCコミックスの並みいるスーパーヒーローたちを独占的に映画化できる立場にあるにもかかわらず、ワーナーは『スーパーマン』や『バットマン』以外のヒットシリーズをいまだに生み出せていない。

 そんな中、サミット・エンタテインメントが初めてワーナー以外でDCコミックス/Wildstormの“Red”の映画化権を獲得した(6月19日関連記事)。

 ワーナーのDCコミックス作品の中にも、『300<スリーハンドレッド>』のように成功した例もあり、またテレビシリーズの面ではライバルのマーベル・コミックよりも実績がある。

 しかし、ティム・バートン監督、ニコラス・ケイジ主演で企画された“Superman Lives”が多額の企画開発費を投じた末にボツになったように、アメコミの映画化がうまく進行しない状況があり、『アイアンマン』や『スパイダーマン』、『X-MEN』といったマーベル作品の映画化でヒットを飛ばしている他スタジオに大きく後れを取っているのが現状だ。

 最大の原因は、ワーナー内にDCキャラクターの企画開発を統括する責任者がいないこととされており、5年前には本格的な人員募集を行ったが、いまだに責任者不在。アラン・ホーン社長と製作部門を統括するジェフ・ラビノフの2人が常に最終判断を下しているが、2人ともDCコミックスの企画開発にかかわれる余裕はない。

 現在は、DCのスーパーヒーローたちが総出演する“Justice League: Mortal”、DCコミックスの人気キャラクターを主人公にした“Green Lantern”が撮影開始のゴーサインを待っている状態。また、ジョエル・シルヴァーが長年企画開発している「ワンダー・ウーマン」のプロジェクトもある。

 今回のトップ会談によって、風向きが変わる可能性もありそうだ。

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