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ストライキ前にスタジオ側が歩み寄る

2007/10/18
 
AMPTPの代表ニック・カウンター氏
AMPTPの代表ニック・カウンター氏
 ストライキは避けられないという見方が強かったハリウッドで意外な動きがあった。

 脚本家の団体WGA(Writers Guild of America)のストライキ問題は、映画スタジオやテレビ局側の団体AMPTP(Alliance of motion Picture & Television)との間で交渉が難航していたが、10月16日(火)、争点の一つ「二次使用料の支払いの延期」の提案をAMPTP側が取り消したことで、大きな変化があった。

 交渉の決着にはまだほど遠いが、今回のAMPTP側の歩みよりで、WGAの契約が切れる10月31日以降に避けられないであろうとされてきたストライキに、一筋の希望が見えてきた。今回の歩み寄りは、7月から続いている交渉で初めての動き。

 AMPTPの代表ニック・カウンター氏は「業界の仕事が滞らないようにするのが最優先。また、不快な感情をなくしWGAが交渉を拒まないようにするため、我々は脚本家に対する二次使用料支払い延期の提案を取り消しにする」と発表した。

「これをやめたからといって、その根源にある問題が解決したわけではないが、我々は交渉を公平に分別のある形で進めていきたい。」とも述べた。
 WGA側はこれを受けて、「この動きを歓迎する。これでスタジオ側との真剣な交渉が始まることを期待したい」と述べた。

 AMPTPの二次使用支払い延期の提案とは、プロデューサーが、基本コストを回収した後に始めて脚本家に二次使用料を支払うというもので、支払いの時期が延期されるシステム。AMPTP側が支払の延期を提案する理由としては、マーケティングや製作コストの上昇、インターネットなどのニューメディアの発展により、コンテンツを見せる場所が急増したことなどで、業界の金の流れが変わってしまったことを上げている。そのため、40年間続いてきた今までのシステムが時代にそぐわないと主張していた。

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