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WGA脚本家、ライターら9割がストライキに賛同

2007/10/22
 米脚本家組合のWGA(Writers Guild of America)が、現在ハリウッドに蔓延しているストライキへの不安を一層高める投票結果を発表した。WGAに加盟している実に9割の脚本家やライターたちが、このストライキに賛同していることがわかったのだ。投票者数はWGAメンバ-の半数に近い5507人。組合は、過去最高の投票者数だと発表している。

 今回の交渉でWGAが提案するなかには、DVD使用料の倍増、リアリティ番組やアニメーションなどの新しいメディア・放送形態に対するWGAの権限や規約をしっかりと説明することなどが含まれている。

「投票結果に感動を覚えるのと共に、とても満足しています」とWGA西部支部のヴェローナ会長は声明の中で発表。「この交渉に関心を持ち、また私たちの目標を支持してくれる脚本家/ライターたちの結束が非常に強く、活発であることを示しています。次は、私たちにとって重要なこの問題を、AMPTP(Alliance of Motion Picture & Television Producers)が真剣に考える番です」。

 しかし、映画スタジオやテレビ局側の団体AMPTPのニック・カウンター代表は、この結果をさほど重視していない。ストライキに対する支持率は予想済みだったと言い、それより、組合がいかにこの投票を実施したかに疑問を投げかけている。集計者として、第三者を入れていないのだ。

「投票は形式だけのものであり、この国のあらゆる労働組合が使っている手段。たいていの場合、結果はストライキ肯定側が圧勝する。集計方法を聞き、今回の投票結果に驚いてはいない。私たちが集中しているのは、WGAと正当な契約を結ぶ、交渉をすることだ」。

 先週木曜日にAMPTPが「二次使用利用の支払いの延期」の提案を取り下げた以外、この3ヶ月で何の進展も見せなかったWGAとAMPTPの交渉。交渉が凍結状態にあったため、脚本家やライターたちは今の契約が失効する11月1日以降、仕事が出来ない状況にある。

 他に選択肢が無い場合、WGAはストライキに入るとヴェローナ氏は言う。
「脚本家やライターたちはストライキをしたくない。だが、彼らも私たちの意志を守るため、結束して行動を取ると腹を決めている。巨大化していく世界市場のなかで、経済的成功をちゃんと手にできる条件をこの契約で結ばなくてはいけないのだ」。

 WGA東部支部のマイケル・ウィンシップ会長も、「この歴史的な投票結果はAMPTPに明快なメッセージを発した。私たちは利用されることに反対するし、バカにされることもゴメンだ」と付け加える。

 組合が再び交渉の席に着くのは、月曜日(10/22)。AMPTPがWGAに歩み寄りを見せた6日後だ。交渉が始まった7月中旬以降、10月1日にWGAが投票を促すまで、何の進展も見せなかった両者。そのため、今回集められた大部分のWGAの投票が、AMPTPが「二次使用利用の支払いの延期」を取り下げる前に集計されたものだと予測できる。

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