ペンを置いて5週間が経つストライキ中のWGA(全米脚本家組合)とテレビ局・映画スタジオ側との交渉が、またも決裂した。今のところ、交渉再開の目処は立っていない。
先週金曜日の夜に行われた交渉で議題に上がったのは、主に新しいメディアに対する脚本家たちへの支払いについて。このまま行けば、全米監督組合(DGA)も、AMPTP(テレビ局・映画スタジオ側団体)と来月にも話し合いを始めることになる。
すでに多くのテレビ番組に暗い影を落としている今回のスト。多くの番組は再放送に切り替えており、スタッフの解雇が行われているところもある。ドラマなどのパイロット版製作シーズンが迫ってきているが、多くのテレビ局が“不可抗力”という理由で製作を中止させる非常事態も発生してくるだろう。
以前から犬猿の仲のAMPTPとWGAだが、いまやこの対立は互いの陰口の言い合いになりつつある。金曜日の午後に発表された声明で、AMPTPはWGAが持つ交渉戦略は、交渉をまとめるというより、むしろ立ち往生させておくことに向けられていると非難した。「彼らの無謀で過激な要求がこのストを生み、今になっても交渉を決裂させています」とAMPTP。「WGAが合意案を持って再びテーブルに着き、私たちの業界と社会の多くの人々に影響を与えているストを、公平かつ公正に解決できることを祈っています」。
一方でWGAは、交渉決裂の原因はAMPTP側にあると述べる。AMPTPは主要点となる提案を無視し、それに応じないと交渉の席から逃げてしまう、と訴える。メンバーに向けてのメッセージのなかで、WGA交渉チェアマンのジョン・ボウマン氏は、インターネットに関する条件でAMPTPの提案をのむことが、交渉を続けるための前提条件だと、最後通告に記してあったと話した。
「AMPTPは、ホームビデオの時と同じように、インターネットの扱いも自分たちに主導権を持たせろと主張している。11月4日の交渉の前に、DVDに関しての条件を交渉事項から外したら、新しいメディアに関しての条件では公平なものが結べると保障された。だがその契約は成立しなかった。交渉相手がいくら非妥協的であっても、我々は交渉するしかない。彼らの提案を迎え撃つ準備はできているし、彼らが交渉の席に戻ってくると決めたなら、我々は公正な契約を結ぶために待っている」とボウマン氏はまとめた。
しかし、対するAMPTPは、WGAのリーダーたちに非難を浴びせる。とくに集中砲火を受けているのは、WGA ウエストのデイヴィッド・ヤング会長だ。ヤング氏は西部支部の会長を2年間務めており、AMPTPに対立的な姿勢を貫く。
「正直言って、WGAの交渉術には混乱しているし、失望している。まるでストを終結させるより、伸ばしているように見える。AMPTPは、発足した1982年から306もの大きな契約を結んできたが、WGAは業界レベルでの契約をひとつも結んでいない」とはAMPTPの言い分だ。
AMPTPはまた、新しい産業パートナーシップの提案をWGAに提起した。しかしWGAは1週間前にこれを拒否。この提案は脚本家の収入を年23万ドル以上に上げることを保障していたが、失業中のWGAメンバーは含まれていなかった。
ボウマン氏は、AMPTPが交渉の席から外れたことには、驚かなかったと話した。「彼らは今週いっぱい、それを予告をしていたからね。脚本家たちがホリデー・シーズンに苦しむと思って、このような行動に出たんだろう」。
AMPTPとWGAの交渉決裂に最初にリアクションを返したのは、約10万人以上のメンバーを誇る劇場被雇用者などの団体IATSEのトム・ショート代表だった。ショート氏は、早期に交渉を拒否するWGA側の戦略を非難し、IATSEをアニメーションとリアリティ番組に組み込む計画を先延ばしにしたと訴えた。
「WGAが正しい信念を持って交渉に臨んでいるとは思えない」とショート氏。「彼らはその過程で、多くの人々の人生を奪っている。彼らの無責任で性急な行動により、多くの組合員が仕事を失った。その数は米国とカナダで4万人に上る勢いだ。WGAのリーダーが責任感を伴い始めない以上、給料だけでなく、生命保険や年給なども失ってしまうだろう。もちろん、家や仕事も含めてだ」。
先週金曜日の夜に行われた交渉で議題に上がったのは、主に新しいメディアに対する脚本家たちへの支払いについて。このまま行けば、全米監督組合(DGA)も、AMPTP(テレビ局・映画スタジオ側団体)と来月にも話し合いを始めることになる。
すでに多くのテレビ番組に暗い影を落としている今回のスト。多くの番組は再放送に切り替えており、スタッフの解雇が行われているところもある。ドラマなどのパイロット版製作シーズンが迫ってきているが、多くのテレビ局が“不可抗力”という理由で製作を中止させる非常事態も発生してくるだろう。
以前から犬猿の仲のAMPTPとWGAだが、いまやこの対立は互いの陰口の言い合いになりつつある。金曜日の午後に発表された声明で、AMPTPはWGAが持つ交渉戦略は、交渉をまとめるというより、むしろ立ち往生させておくことに向けられていると非難した。「彼らの無謀で過激な要求がこのストを生み、今になっても交渉を決裂させています」とAMPTP。「WGAが合意案を持って再びテーブルに着き、私たちの業界と社会の多くの人々に影響を与えているストを、公平かつ公正に解決できることを祈っています」。
一方でWGAは、交渉決裂の原因はAMPTP側にあると述べる。AMPTPは主要点となる提案を無視し、それに応じないと交渉の席から逃げてしまう、と訴える。メンバーに向けてのメッセージのなかで、WGA交渉チェアマンのジョン・ボウマン氏は、インターネットに関する条件でAMPTPの提案をのむことが、交渉を続けるための前提条件だと、最後通告に記してあったと話した。
「AMPTPは、ホームビデオの時と同じように、インターネットの扱いも自分たちに主導権を持たせろと主張している。11月4日の交渉の前に、DVDに関しての条件を交渉事項から外したら、新しいメディアに関しての条件では公平なものが結べると保障された。だがその契約は成立しなかった。交渉相手がいくら非妥協的であっても、我々は交渉するしかない。彼らの提案を迎え撃つ準備はできているし、彼らが交渉の席に戻ってくると決めたなら、我々は公正な契約を結ぶために待っている」とボウマン氏はまとめた。
しかし、対するAMPTPは、WGAのリーダーたちに非難を浴びせる。とくに集中砲火を受けているのは、WGA ウエストのデイヴィッド・ヤング会長だ。ヤング氏は西部支部の会長を2年間務めており、AMPTPに対立的な姿勢を貫く。
「正直言って、WGAの交渉術には混乱しているし、失望している。まるでストを終結させるより、伸ばしているように見える。AMPTPは、発足した1982年から306もの大きな契約を結んできたが、WGAは業界レベルでの契約をひとつも結んでいない」とはAMPTPの言い分だ。
AMPTPはまた、新しい産業パートナーシップの提案をWGAに提起した。しかしWGAは1週間前にこれを拒否。この提案は脚本家の収入を年23万ドル以上に上げることを保障していたが、失業中のWGAメンバーは含まれていなかった。
ボウマン氏は、AMPTPが交渉の席から外れたことには、驚かなかったと話した。「彼らは今週いっぱい、それを予告をしていたからね。脚本家たちがホリデー・シーズンに苦しむと思って、このような行動に出たんだろう」。
AMPTPとWGAの交渉決裂に最初にリアクションを返したのは、約10万人以上のメンバーを誇る劇場被雇用者などの団体IATSEのトム・ショート代表だった。ショート氏は、早期に交渉を拒否するWGA側の戦略を非難し、IATSEをアニメーションとリアリティ番組に組み込む計画を先延ばしにしたと訴えた。
「WGAが正しい信念を持って交渉に臨んでいるとは思えない」とショート氏。「彼らはその過程で、多くの人々の人生を奪っている。彼らの無責任で性急な行動により、多くの組合員が仕事を失った。その数は米国とカナダで4万人に上る勢いだ。WGAのリーダーが責任感を伴い始めない以上、給料だけでなく、生命保険や年給なども失ってしまうだろう。もちろん、家や仕事も含めてだ」。














































