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マーケットとして成長を見せるベルリン映画祭
VIPバイヤーに、試写とホテル豪華スイートを用意

2008/02/12
 ベルリン映画祭が、セールス・マーケットとして大きな成長を見せている。

 アメリカの主要セールス会社たちは、ドイツの首都で開催されるこの国際映画祭を、カンヌやアメリカン・フィルム・マーケットのように、新プロジェクトの発表の場として積極的に使い始めている。つまり、映画関係のエグゼクティヴが押し寄せ、VIPバイヤーたちのためのスクリーニングが行われ、豪奢なホテルのスイートルームが用意されるということだ。

 イコン・エンタテインメント・インターナショナルのアリエル・ヴェネチィアーノ社長は、「ベルリンが数年前とは装丁を一新したのは明らか。真のマーケットになろうとしている」。マンデート・インターナショナルの広報も、過去5年の間にセールスと新プロジェクトを発表するノウハウが「本当に進歩した」と、この意見を後押しした。

 先週中にはすでに、イニシャル・エンタテインメントの“Young Victoria”、マンデートの“Passengers”など、プライベート・スクリーニングが開催されている。

 「世界中から多くの配給会社がやって来るのを知って、私たちは“Young Victoria”を上映することを決めました」とGKフィムズのグラハム・キング氏は話す。「過去何回か来場したことはありますが、こんなに多くの配給会社を見たのは今回が初めてです」。

 マンデートは、サム・ライミ監督新作“Drag Me to Hell”のモノクロ予告編を上映する。このホラー作品は、すでにバイヤーたちの間でもっとも話題になっている一本。「特殊効果が素晴らしい」と口にしたのは、あるバイヤー。「このジャンルと、ライミ作品という名前だけで、観客が足を運ぶのは目に見えている」。

 しかし、米脚本家組合(WGA)のストライキの影響で、資金集めやキャスティング、脚本などが行き詰っている作品も多い。フォーカス・フィルムズなど、今より見通しがよくなっているであろうカンヌ映画祭まで、発表を待つとしているところもある。こうした噂はすでに広まっており、パテ・インターナショナルや2929エンタテインメント、そしてパラマウント・ヴァンテージなどは、隠し玉を持っているのではないかと言われている。

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