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東宝、新記録に向け磐石の体制

2008/02/22
『イキガミ』主演の松田翔太
『イキガミ』主演の松田翔太
 東宝はこのほど、新しい配給作品としてTBSが中心になって製作する瀧本智行監督、松田翔太主演の異色ヒューマンドラマ『イキガミ』の公開を9月の洋画系に決めた。これにより、07年12月から08年11月までに配給する作品が、現段階で31作品に及ぶことがわかった。07年は全部で25作品だったので、既に昨年より5本多いことになる。まさに、日本映画界の“王者”にふさわしい磐石な配給体制になったと言っていい。

 東宝はこの『イキガミ』で、今年の配給本数をほぼ固めた模様だ。年末に、早くも今年の邦画系の全番組を決めたが、6月に邦画系公開予定だった『ホームレス中学生』を秋の洋画系に変更するなど、作品の移動が若干あった以外、まずは順調に配給体制は動いている。

「イキガミ」の原作コミック(C)間瀬元朗/小学館〔週刊ヤングサンデー〕連載中
「イキガミ」の原作コミック(C)間瀬元朗/小学館〔週刊ヤングサンデー〕連載中
 08年正月作品の『マリと子犬の物語』が興行収入30億円を超え、現在上映中の『陰日向に咲く』と『チーム・バチスタの栄光』が、ともに最終的に20億円が視野に入っており、順調な滑り出しとなった今年の東宝。年間興行収入で、日本新記録となる600億円突破に向けて、これで大方の“駒”がそろったといえそうだ。

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