米インディペンデント系製作会社のトップの1社として、40年間君臨してきたニューライン・シネマが、突如、その歴史に幕を閉じることになった。姉妹会社である米ワーナー・ブラザースに吸収されることが2月28日(木)、親会社のタイム・ワーナーによって発表された。
ニューライン・シネマは1967年にボブ・シェイとマイケル・リンによって設立された独立系製作会社。94年にタイム・ワーナーに買収されたが、運営は独立した形で継続されていた。
今週末、全米公開される “Semi-Pro”を最後に、同社の作品はすべてワーナーの配給となる。今後、ワーナー・ブラザースの一部門として企画開発やマーケティングなどを行うが、開発を行う作品は、主にホラーやコメディなどのジャンルに限られると見られる。
タイム・ワーナーのジェフリー・ビューカス社長は、この合併は「レーベル・モデルの構築のための手段」であり、「ニューラインは独自の声を持ち続けるが、これまでよりは小規模な数の作品製作を行っていくことになる。また、実質的に主要な運営は、ワーナー・ブラザースが担当する」と話す。
ニューライン・シネマは1967年にボブ・シェイとマイケル・リンによって設立された独立系製作会社。94年にタイム・ワーナーに買収されたが、運営は独立した形で継続されていた。
今週末、全米公開される “Semi-Pro”を最後に、同社の作品はすべてワーナーの配給となる。今後、ワーナー・ブラザースの一部門として企画開発やマーケティングなどを行うが、開発を行う作品は、主にホラーやコメディなどのジャンルに限られると見られる。
タイム・ワーナーのジェフリー・ビューカス社長は、この合併は「レーベル・モデルの構築のための手段」であり、「ニューラインは独自の声を持ち続けるが、これまでよりは小規模な数の作品製作を行っていくことになる。また、実質的に主要な運営は、ワーナー・ブラザースが担当する」と話す。

ボブ・シェイとマイケル・リン(左から)
ニューラインはこれまで、諸外国での配給権を製作前に販売することで製作費を獲得していたが、ビューカスは「海外からの収益の重要性が上がっていることから、ニューライン作品の海外配給権を販売せずに、ワーナーの海外配給網を利用する方が理にかなっている」と、全世界的な利益獲得を視野に入れていることを表明した。
このビューカスの発言の裏側には、『ライラの冒険 黄金の羅針盤』の興行結果が含められていると思われる。同作品は、アメリカ国内での興行成績は約7000万ドルと、期待を下回る結果に終わっているが、これまでに公開された諸外国での興行の合計はすでに2億6000万ドルを超えている(日本では今週末3月1日(土)に公開)。
ニューラインは01年に『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を2億7000万ドルかけて製作し、社運をかけた。結果、3作目の『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』は04年のアカデミー賞作品賞を受賞し、3作品合計の全世界興行収入は110億ドルを記録していた。
それから4年。この間のヒットと呼べる作品は、05年夏に公開され、2億900万ドルをあげた『ウエディング・クラッシャーズ』のみであった。
ワーナーへの吸収にあたり、約600名のニューラインの社員がどれだけ削減されるかはまだ不明。重役職のトビー・エメリッヒとロルフ・ミットウェグは留任する。しかし、創立者のシェイとリンは社を去ることになるという。今のところ、両氏は吸収に関してコメントを出していない。
関係者の間では、これまでにも噂になっていた案件ではあるが、アメリカのみならず、日本を含む全世界の映画業界を震撼させる発表であることは間違いない。
このビューカスの発言の裏側には、『ライラの冒険 黄金の羅針盤』の興行結果が含められていると思われる。同作品は、アメリカ国内での興行成績は約7000万ドルと、期待を下回る結果に終わっているが、これまでに公開された諸外国での興行の合計はすでに2億6000万ドルを超えている(日本では今週末3月1日(土)に公開)。
ニューラインは01年に『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を2億7000万ドルかけて製作し、社運をかけた。結果、3作目の『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』は04年のアカデミー賞作品賞を受賞し、3作品合計の全世界興行収入は110億ドルを記録していた。
それから4年。この間のヒットと呼べる作品は、05年夏に公開され、2億900万ドルをあげた『ウエディング・クラッシャーズ』のみであった。
ワーナーへの吸収にあたり、約600名のニューラインの社員がどれだけ削減されるかはまだ不明。重役職のトビー・エメリッヒとロルフ・ミットウェグは留任する。しかし、創立者のシェイとリンは社を去ることになるという。今のところ、両氏は吸収に関してコメントを出していない。
関係者の間では、これまでにも噂になっていた案件ではあるが、アメリカのみならず、日本を含む全世界の映画業界を震撼させる発表であることは間違いない。

















































