映画関係者のための世界最大規模の専門展示会、ショーウェスト映画産業見本市がラスベガスで10日(月)、始まった。今回の話題の中心は「3-D技術」と「海賊版」になっているようだ。
初日の朝から、スタジオの海外配給部門の幹部たちが集まって、恒例の座談会を開いた。
パラマウントのアンドリュー・クリップス、ソニーのマーク・ザッカー、そしてディズニーのアンソニー・マーコリーは、2007年の興行収入は過去最高を記録したとはいえ、海外の海賊版のおかげで、いくら損失を受けたかは計り知れないと嘆いた。そして、すべての関係者が事態を深刻に捉える必要があると声高に唱える。
クリップスは「興行成績が上がったとはしゃぐが、実際の数字をみると製作費自体も上がっているんだ」と語った。
一方、彼らはまた、いくら海賊版が全世界的な窃盗だと訴えても、業界が成長を続けている以上、同情を得るのが難しいことにも同意した。
実際、映画産業が安定していることは事実だとパネリストたちも頷く。現在の経済的不況の打撃をいくらかは受けているものの、映画が不況知らずのビジネスであることには変わりない。ライブ・イベントの入場料に比べれば映画は格段に値ごろ感がある。
「しかし、我々は経費を削減しているし、マーケティングやプリント経費も注意を払って決めている」と、ユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナルのデイヴィッド・コス社長は語る。「かつて世界中でそうであったように、幾つかの映画だけを大々的に宣伝するようになるかもしれない」。
ディズニーは昨年すでに、製作と公開映画の本数を減らし、鳴り物入りの企画映画だけを押していく旨を発表している。「より少ない映画をより大きな企画で」とマーコリーは言う。
初日の朝から、スタジオの海外配給部門の幹部たちが集まって、恒例の座談会を開いた。
パラマウントのアンドリュー・クリップス、ソニーのマーク・ザッカー、そしてディズニーのアンソニー・マーコリーは、2007年の興行収入は過去最高を記録したとはいえ、海外の海賊版のおかげで、いくら損失を受けたかは計り知れないと嘆いた。そして、すべての関係者が事態を深刻に捉える必要があると声高に唱える。
クリップスは「興行成績が上がったとはしゃぐが、実際の数字をみると製作費自体も上がっているんだ」と語った。
一方、彼らはまた、いくら海賊版が全世界的な窃盗だと訴えても、業界が成長を続けている以上、同情を得るのが難しいことにも同意した。
実際、映画産業が安定していることは事実だとパネリストたちも頷く。現在の経済的不況の打撃をいくらかは受けているものの、映画が不況知らずのビジネスであることには変わりない。ライブ・イベントの入場料に比べれば映画は格段に値ごろ感がある。
「しかし、我々は経費を削減しているし、マーケティングやプリント経費も注意を払って決めている」と、ユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナルのデイヴィッド・コス社長は語る。「かつて世界中でそうであったように、幾つかの映画だけを大々的に宣伝するようになるかもしれない」。
ディズニーは昨年すでに、製作と公開映画の本数を減らし、鳴り物入りの企画映画だけを押していく旨を発表している。「より少ない映画をより大きな企画で」とマーコリーは言う。

ソニーのマーク・ザッカー
その一方で、ソニーのザッカーは「我々は、より大量の製作を予定していて、主要なものには、よりマーケティング費をかけるつもりだ」と語った。
このショーウェストのもうひとつのトピックである3-D技術は、不況に関わらず08年の各スタジオの要となるだろう。クリップスは、パラマウントおよびドリームワークスは、3-Dの生みの親と言っていいと主張した。
フォックスの場合、『アイス・エイジ』の続編、およびジェームス・キャメロン監督の“Avatar”は今年の注目作品であり、同社の3-Dの評価を確実に上げる作品になるだろう。ディズニーのマーコリーは、「ハンナ・モンタナ」のコンサート・フィルムの大成功を述べた上で、同社が他5本の3-D作品を待機させていることを語った。
最後に、国際映画配給市場での課題というテーマについて、スタジオ幹部たちは、文化の違い、作品の過剰供給、海賊版の問題、と模範的な答えを返した。また彼らは、劇場で予告編を打つことが、マーケティングの近道と語った。
このショーウェスト映画産業見本市は13日(木)まで開催される。最新作品や上映設備・機材を集めたトレード・ショーと、映画館経営をテーマにしたセミナーが主な柱。大手配給会社の幹部や著名な映画監督、人気俳優らが揃って話題作を売り込むほか、大手電気メーカーをはじめ約250社・団体が最新映写機器やサウンドシステムなどを紹介する。
このショーウェストのもうひとつのトピックである3-D技術は、不況に関わらず08年の各スタジオの要となるだろう。クリップスは、パラマウントおよびドリームワークスは、3-Dの生みの親と言っていいと主張した。
フォックスの場合、『アイス・エイジ』の続編、およびジェームス・キャメロン監督の“Avatar”は今年の注目作品であり、同社の3-Dの評価を確実に上げる作品になるだろう。ディズニーのマーコリーは、「ハンナ・モンタナ」のコンサート・フィルムの大成功を述べた上で、同社が他5本の3-D作品を待機させていることを語った。
最後に、国際映画配給市場での課題というテーマについて、スタジオ幹部たちは、文化の違い、作品の過剰供給、海賊版の問題、と模範的な答えを返した。また彼らは、劇場で予告編を打つことが、マーケティングの近道と語った。
このショーウェスト映画産業見本市は13日(木)まで開催される。最新作品や上映設備・機材を集めたトレード・ショーと、映画館経営をテーマにしたセミナーが主な柱。大手配給会社の幹部や著名な映画監督、人気俳優らが揃って話題作を売り込むほか、大手電気メーカーをはじめ約250社・団体が最新映写機器やサウンドシステムなどを紹介する。
















































