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「ハンナ・モンタナ」のヒットが映画館の3D化後押し!?

2008/03/13
米映画館に変革をもたらしそうな“Hannah Montana/Miley Cyrus: Best of Both Worlds Concert Tour”
米映画館に変革をもたらしそうな“Hannah Montana/Miley Cyrus: Best of Both Worlds Concert Tour”
 とあるコンサート映画の商業的成功が、アメリカの映画館の変革を促すかもしれない。

 先月全米公開された“Hannah Montana/Miley Cyrus: Best of Both Worlds Concert Tour”は、3110万ドルという驚異的なオープニング成績でデビューを飾った。わずか638スクリーンでの公開だったため、1スクリーンあたり4万5561ドルも稼いだことになる。

 同作は、マイリー・サイラス主演で世界中で放映されているディズニー・チャンネルの人気番組「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」のスピンオフとして製作されたコンサート映画。昨年行われたアメリカ・ツアーの模様を3D映像で再現しているのが特徴だ。

 3D映画を上映するためには、高価なデジタル映写機の導入が必要となるため、二の足を踏む劇場主も少なくない。しかし、同作の爆発的ヒットでデジタル映写設備のない劇場は、その経済的恩恵に浴することができない事態に直面している。

 昨秋公開された『ベオウルフ/呪われし勇者』の3D上映も、国内で8220万ドルを記録し、劇場関係主を驚かせたばかりだ。

 アメリカ国内のスクリーン数は、現在約3万7000。そのなかで4600スクリーンがデジタル映写対応だ。数年前から飛躍的に増加はしているものの、スタジオ側からすればとても十分とはいえない。なぜなら、2009年にはドリームワークス・アニメーションの“Monsters vs. Aliens”、ジェームズ・キャメロン監督の“Avatar”、“Ice Age Ⅲ”など、3D映画が大挙して控えているからだ。

 「これほど多くの映画が3Dで作られている現状をみれば、3D映画が一時的な流行ではないことがわかっていただけると思います」。ウォルト・ディズニー配給部門のChuck Vianeは、劇場主たちにデジタル映写機の早期導入を訴える。「これは、変革の始まりなんです」

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