
『ライラの冒険 黄金の羅針盤』のプロモーションで来日したときのニコール・キッドマン
ニューライン・シネマを吸収合併したタイム・ワーナーのジェフリー・ビューカス社長は、作品権利を分割することは避けたいと宣言している。だが、もし同社が『ライラの冒険 黄金の羅針盤』の続編を製作するとなると、権利分割は避けられない状況だ。
フィリップ・プルマン原作の「ライラの冒険」シリーズは、「黄金の羅針盤」に続いて「神秘の短剣」、「琥珀の望遠鏡」と続く。その第1弾となる『~黄金の羅針盤』は、アメリカ国外ではその国の配給会社がそれぞれ配給。権利が分割されることになると、現在『~黄金の羅針盤』を所有している配給会社の多くが、最初に続編を手に入れることになる予定。
しかし、この構図がワーナーを続編製作に踏み出すことに待ったをかけている。米国内では興行成績が7000万ドルと期待を下回る結果に終わっているが、海外市場では大ヒット。独立系配給会社やワーナー傘下の子会社などの健闘もあり、国外での売り上げは3億ドルに迫ろうとしている。
ビューカス社長は今後のニューラインの作品を、ワーナー・ブラザース・インターナショナルから海外配給しようと考えているが、『~黄金の羅針盤』を獲得した配給会社は続編配給の権利もパッケージで一緒に買っている(日本はギャガ・コミュニケーションズ)。ワーナーの弁護士団は、間違いなくこの契約書の存在に翻弄させられることになるだろう。もしもワーナーが自社で配給すると決定すれば(本当に“もしも”の話だが)、彼らは計算機を片時も手放すことなく交渉に当たらなければならない。
ニューラインが持つ他の作品も、ワーナー・インターナショナルの手にかからず配給されることが決まっている。2008年に製作・製作される作品(『セックス・アンド・ザ・シティ:ザ・ムービー』、『センター・オブ・ジ・アース 3D』、“Ghosts of Girlfriends Past”、“My Sister’s Keeper”)などは既に売却されており、その権利は2009年末まで有効になっている。
フィリップ・プルマン原作の「ライラの冒険」シリーズは、「黄金の羅針盤」に続いて「神秘の短剣」、「琥珀の望遠鏡」と続く。その第1弾となる『~黄金の羅針盤』は、アメリカ国外ではその国の配給会社がそれぞれ配給。権利が分割されることになると、現在『~黄金の羅針盤』を所有している配給会社の多くが、最初に続編を手に入れることになる予定。
しかし、この構図がワーナーを続編製作に踏み出すことに待ったをかけている。米国内では興行成績が7000万ドルと期待を下回る結果に終わっているが、海外市場では大ヒット。独立系配給会社やワーナー傘下の子会社などの健闘もあり、国外での売り上げは3億ドルに迫ろうとしている。
ビューカス社長は今後のニューラインの作品を、ワーナー・ブラザース・インターナショナルから海外配給しようと考えているが、『~黄金の羅針盤』を獲得した配給会社は続編配給の権利もパッケージで一緒に買っている(日本はギャガ・コミュニケーションズ)。ワーナーの弁護士団は、間違いなくこの契約書の存在に翻弄させられることになるだろう。もしもワーナーが自社で配給すると決定すれば(本当に“もしも”の話だが)、彼らは計算機を片時も手放すことなく交渉に当たらなければならない。
ニューラインが持つ他の作品も、ワーナー・インターナショナルの手にかからず配給されることが決まっている。2008年に製作・製作される作品(『セックス・アンド・ザ・シティ:ザ・ムービー』、『センター・オブ・ジ・アース 3D』、“Ghosts of Girlfriends Past”、“My Sister’s Keeper”)などは既に売却されており、その権利は2009年末まで有効になっている。

























































