
会場となったUCLA内のホール
4月11日からロサンゼルスで開催されるジャパン・フィルム・フェスティバルに先立って5日(土)、日本映画に関するシンポジウムがUCLAで開かれた。
「世界における日本映画の過去・現在・未来」というテーマで、ロスで活躍する映画監督のすずきじゅんいち、細谷佳史、また日本映画に造詣の深い映画評論家のロビン・メンケン、ニコラス・ラッカがパネルディスカッションを行った。
会場となったUCLAのコーン・ホールには日本映画に興味のあるアメリカ人やロス在住の日本人などが集まった。
「世界における日本映画の過去・現在・未来」というテーマで、ロスで活躍する映画監督のすずきじゅんいち、細谷佳史、また日本映画に造詣の深い映画評論家のロビン・メンケン、ニコラス・ラッカがパネルディスカッションを行った。
会場となったUCLAのコーン・ホールには日本映画に興味のあるアメリカ人やロス在住の日本人などが集まった。

パネルディスカッションの様子 左からすずき、細谷、メンケン、ラッカ
“どうしたら日本映画が世界に出ていけるか”というトピックについて、すずきは 「小津(安二郎)作品や、後期の黒澤(明)作品のように、プロットや起承転結があまりないものが多いのが日本映画の特徴。ハリウッドのマネをしてもしようがないけど、韓国映画のように、今の時代は海外の人が理解できる、起伏のあるプロットの作品をつくらないといけないのでは」と語った。メンケンは「アメリカ人はどんどん字幕嫌いになっていて、外国語作品を見たがらない。ハリウッドで売るためには、もう企画の段階から言葉に頼らない作品づくりをしたほうがいい」と提案した。
また、ホラーに詳しいラッカは「かつては『リング』や『呪怨』のような良質な作品があったが、Jホラーは2000年までに死んだ。それ以降はハリウッドでリメイクされることを目的として作品がつくられるようになってしまった。日本で当たらなくても、Jホラーというだけでリメイクされる。これらの作品は(アメリカで生まれた寿司の)カリフォルニアロールのようなものだ」と語った。
細谷は「日本映画はハリウッドに比べて非常に低い予算で、工夫して、きついスケジュールのなか撮っている。もしハリウッドが日本映画に出資してくれたら、1000万ドルもあればゴジラ級のすごい作品がつくれる」と話した。
また、ホラーに詳しいラッカは「かつては『リング』や『呪怨』のような良質な作品があったが、Jホラーは2000年までに死んだ。それ以降はハリウッドでリメイクされることを目的として作品がつくられるようになってしまった。日本で当たらなくても、Jホラーというだけでリメイクされる。これらの作品は(アメリカで生まれた寿司の)カリフォルニアロールのようなものだ」と語った。
細谷は「日本映画はハリウッドに比べて非常に低い予算で、工夫して、きついスケジュールのなか撮っている。もしハリウッドが日本映画に出資してくれたら、1000万ドルもあればゴジラ級のすごい作品がつくれる」と話した。

すずきじゅんいち監督
観客の1人、ジョーダン・スミスはUCLAやペッパーダイン大で日本映画を教えているという。「冒頭ですずき監督が、昔の日本の映画業界や撮影所の様子を話してくれたのがとても面白かった。僕のクラスの生徒たちには、ジャパン・フィルム・フェスティバルに行ってレポートを書くことを課題にしてるんだ」。
また、アンディ・レイエスはUCLAの学生で、アニメーションクラブに所属している。「日本の映画やアニメの情報が聞けて楽しかった。普段あまりアメリカで上映されない日本の映画がたくさん見れるから、このフェスティバルはとてもうれしい」。
ジャパン・フィルム・フェスティバルは、日本映画をアメリカにもっと浸透させようという趣旨に基づいたイベントで、ロサンゼルス近郊で唯一の日本映画のみの映画祭。
11日から17日まではLAダウンタウンのThe ImaginAsian Center で、また18日から20日まではアーヴァインのStarplex Cinemasで開催され、『隠し砦の三悪人』や『椿三十郎』といった黒澤作品から、『フラガール』『ALWAYS 三丁目の夕日』など最近の作品まで、数多くの日本映画が上映される。
10日夜には前夜祭が開かれ、スペシャルゲストとしてハリウッドで活躍する俳優の小山田真が登場する他、サンプラザ中野くん、映画監督の柳明菜らの参加も予定されている。
このフェスティバルに関する詳しい情報は下記ホームページで。
Japan Film Festival 2008 in L.A.のホームページ
また、アンディ・レイエスはUCLAの学生で、アニメーションクラブに所属している。「日本の映画やアニメの情報が聞けて楽しかった。普段あまりアメリカで上映されない日本の映画がたくさん見れるから、このフェスティバルはとてもうれしい」。
ジャパン・フィルム・フェスティバルは、日本映画をアメリカにもっと浸透させようという趣旨に基づいたイベントで、ロサンゼルス近郊で唯一の日本映画のみの映画祭。
11日から17日まではLAダウンタウンのThe ImaginAsian Center で、また18日から20日まではアーヴァインのStarplex Cinemasで開催され、『隠し砦の三悪人』や『椿三十郎』といった黒澤作品から、『フラガール』『ALWAYS 三丁目の夕日』など最近の作品まで、数多くの日本映画が上映される。
10日夜には前夜祭が開かれ、スペシャルゲストとしてハリウッドで活躍する俳優の小山田真が登場する他、サンプラザ中野くん、映画監督の柳明菜らの参加も予定されている。
このフェスティバルに関する詳しい情報は下記ホームページで。
Japan Film Festival 2008 in L.A.のホームページ














































