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米俳優組合(SAG)、スタジオ側と本格交渉開始
2週間の交渉でスト回避なるか?

2008/04/17
 ハリウッドで再びストライキがぼっ発するのではないか、との懸念が広がるなか15日(火)、米俳優組合(SAG)はスタジオ側の業界団体Alliance of Motion Picture & Television Producers(AMPTP)との正式交渉を開始した。

 同日午後、双方は短い声明を発表したが交渉内容については明かさず、翌日も交渉を続けると述べるにとどまった。報道管制が敷かれているわけではないが、昨年の米脚本家組合(WGA)とAMPTPとの交渉時に双方がマスコミの前で非難の応酬を繰り広げた結果、ストライキに発展した経緯があるため、発言には慎重になっているようだ。

 今後2週間は毎日、交渉のあとに合同で短い声明を発表することになるという。

 スムーズな出だしに見えるが、交渉が暗礁に乗り上げる可能性はある。AMPTPはSAGに対し、WGAやDGA(米監督組合)と同様の条件を受け入れるように求めている。しかし、SAGはDVDのロイヤリティ率やオンラインや携帯メディアを含む「新しいメディア」のロイヤリティ率においても、WGAやDGAが合意した条件よりも大幅なアップを求めている。

 同日、労働組合連合による労働環境の向上を求めるデモ行進“the March from Hollywood to the Docks”がスタート。ハンコックパークで行われた集会では、SAGの役員会メンバーEsai Moralesが演説した。「われわれ労働者たちは、数10年間にわたって搾取されつづけてきた。大手企業は、アメリカを奴隷国家にしている」とスピーチ。SAGによるストライキは望まないとしながらも、「これ以上、取り分を減らされるようなことは許さない」と力強く語った。
 


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