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『火垂るの墓』に小学生も「戦争怖い」
初の実写映画特別試写会

2008/05/02
日向寺監督は、子供たちのストレートな反応に満足げ
日向寺監督は、子供たちのストレートな反応に満足げ
 野坂昭如氏の直木賞受賞作を初めて実写映画化した『火垂るの墓』の特別試写会が2日(金)、東京・江東区の八名川小学校で行われ、日向寺太郎監督が上映後に児童たちとの懇親会に臨んだ。

 空襲で母親を失い、戦争という過酷な運命に翻ろうされていく兄妹の姿を描く感動作。製作、配給サイドが「観客を低年齢層にも広げていくために、子供の反応を認識しておきたい」という意向で、同校の協力を得て実現した。

 1988年のアニメ映画を見ている児童も多く、「戦争は怖いと思ったか?」という質問には、ほぼ全員が挙手。「ホタルがいっぱいいてビックリした」(2年男児)、「(空襲に遭い)人が倒れているところがちょっと怖かった」(3年女児)、「(妹の)節子が急に死んじゃったので怖かった」(4年女児)など感想もさまざまだ。

 「アニメのイメージをどれだけ乗り越えられるかが難しかった。見終わってシーンとなるのが一番怖かった。ドキドキでしたが、反応があって良かった」と胸をなで下ろした日向寺監督。そして「分からないところもたくさんあると思うけれど、主人公の兄妹が、皆の心のなかに残ってくれればいい。それをきっかけにいろいろと話し合ってもらえれば」と語りかけた。

 7月5火(土)、東京・神保町の岩波ホールで公開。

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