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『相棒』ゴールデンウィーク興行の救世主に

2008/05/07
©2008「相棒 -劇場版- 」パートナーズ
©2008「相棒 -劇場版- 」パートナーズ
 『相棒-劇場版-』が、今年のゴールデンウィーク(GW)興行を救った。

 同作は、全国規模公開の作品としては連休最後となる5月1日に公開され、5日までの5日間ですでに興行収入12億円を突破。最終的に、東映の配給作品としては興収発表となった2000年以降ではトップの『男たちの大和 YAMATO』(51億1000万円)に肉薄するのではないかとみられている。

 『相棒』の強みは、客層の幅広さだ。これは、テレビシリーズの人気を支えた視聴者層とあまり変わらない。なぞ解きの要素を含むミステリーと個性派俳優たちによる演技に、目の肥えた視聴者が大きな支持を与え、その高い関心度が劇場版の興行に直結したといえる。

©2008「相棒 -劇場版- 」パートナーズ
©2008「相棒 -劇場版- 」パートナーズ
 今年のGW興行は、これまで安定路線だった『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』や『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者』が、昨年を少し下回る成績になっているほか、『少林少女』『砂時計』などの邦画も物足りない展開だ。

 加えて、洋画の新作にめぼしい成績の作品がほとんどなく、『相棒』が公開されるまでは昨年の実績を著しく下回っていた。こうした低調な成績を大きく盛り返した功績は大きい。

 ただ、昨年は5月1日から『スパイダーマン3』(興収71億2000万円)が登場しており、今年はトータルでは超えられなかった。『相棒』がなかったら、連休中の興行はかなり深刻な事態になっていたとも考えられ、まさに救世主的な役割を果たしたといえる。



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