
『スピードレーサー』
『スピード・レーサー』が9日(金)、全米3606館にて華々しくデビューした。アンディ&ラリー・ウォシャウスキー監督のCG最先端作品とあり、ファミリー層を中心に宣伝を仕掛け、注目度が高まっているにもかかわらず、配給元の米ワーナー・ブラザースは、公開週末の興行収入を比較的謙虚な3000万ドルと見込んでいる。
これは、米マーヴェルと米パラマウントの『アイアンマン』が公開週末に9860万ドルをたたき出し、公開2週目を迎えてもなお4000万ドルを稼ぎ続けていることを考慮したのか、大幅に低い見積もりだ。『アイアンマン』は、現在までに国内外で2億2568万ドルの興収をあげる躍進ぶりで、『スピード・レーサー』との首位争いに注目が集まっている。
この大作2本は、海外でも熱戦を繰り広げている。
これは、米マーヴェルと米パラマウントの『アイアンマン』が公開週末に9860万ドルをたたき出し、公開2週目を迎えてもなお4000万ドルを稼ぎ続けていることを考慮したのか、大幅に低い見積もりだ。『アイアンマン』は、現在までに国内外で2億2568万ドルの興収をあげる躍進ぶりで、『スピード・レーサー』との首位争いに注目が集まっている。
この大作2本は、海外でも熱戦を繰り広げている。

『アイアンマン』
『アイアンマン』は、海外主要国で公開週末に興収9800万ドルを記録。1600万ドルでトップを走るイギリに続き、アクション映画が強いメキシコやオーストラリア、ブラジル、ロシア、韓国、台湾、フィリピン、シンガポールなどでも好スタートを切った。今後、日本や中国といった大きなマーケットも控えている。
一方の『スピード・レーサー』は、ドイツやイタリア、スペイン、イギリス、韓国などの主要国を含む30カ国の5400館で公開し、その後2カ月にわたり日本、フランス、ベルギー、北欧、オーストラリアなどで順次封切られていく。米国内での興収予測を当初の1億ドル強から3000万ドルに引き下げたワーナーも、現段階では海外の興収やライセンス商品、DVD売り上げなどの“2次的収入”に期待をかけているようだ。最近では『ライラの冒険 黄金の羅針盤』、『ホートン 不思議な世界のダレダーレ』などのファミリー映画が、海外での好成績で米国内の不調を救った実績がある。一方で、2時間を超える上映時間が、ファミリー映画としては長すぎるという懸念の声もある。
ヨーロッパ各国における戦いには、それぞれのお国事情も反映されている。
イギリスでは、晴れた天気と辛口批評が『スピード・レーサー』の大規模公開にどう影響するかが注目されている。アウトドア日和にもかかわらず、好スタートを切った『アイアンマン』の実績に勇気づけられる半面、劇場関係者は『スピード・レーサー』は300万ドルは稼ぐものの、『アイアンマン』を超えてトップに立つことは難しいと読んでいる。
『アイアンマン』がメーデーの4連休に509館で500万ドルというデビューを飾ったイタリアでは、『スピードレーサー』が420館で封切られる。『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟の新作としては期待外れ」という辛口批評はありつつも、好成績が期待されている。
スーパーヒーロー系の映画に冷たいドイツでは、両作の戦いというより、気持ちいい春のビアガーデンと映画館の戦いの様相。『スピード・レーサー』は、ベルリン郊外のスタジオで撮影されたこともあり、告知効果は高かったものの、作品自体のアピール力に欠けている。国民自体が、原作のアニメシリーズ「マッハGoGoGo」になじみがないこと、「ウォシャウスキー兄弟による、カラフルで最先端のCG体験に対する興奮はあるものの、ストーリーやセリフが陳腐で、永遠とレーシング・シーンが続く」といった手厳しい評が原因だ。
スペインでは、公開5日間で610万ドル(554館以上)を稼ぎ出した『アイアンマン』と『スピード・レーサー』の一騎打ちが、アイアンマンに扮したロバート・ダウニーJr.の真価を試すことになる、と注目されている。
一方の『スピード・レーサー』は、ドイツやイタリア、スペイン、イギリス、韓国などの主要国を含む30カ国の5400館で公開し、その後2カ月にわたり日本、フランス、ベルギー、北欧、オーストラリアなどで順次封切られていく。米国内での興収予測を当初の1億ドル強から3000万ドルに引き下げたワーナーも、現段階では海外の興収やライセンス商品、DVD売り上げなどの“2次的収入”に期待をかけているようだ。最近では『ライラの冒険 黄金の羅針盤』、『ホートン 不思議な世界のダレダーレ』などのファミリー映画が、海外での好成績で米国内の不調を救った実績がある。一方で、2時間を超える上映時間が、ファミリー映画としては長すぎるという懸念の声もある。
ヨーロッパ各国における戦いには、それぞれのお国事情も反映されている。
イギリスでは、晴れた天気と辛口批評が『スピード・レーサー』の大規模公開にどう影響するかが注目されている。アウトドア日和にもかかわらず、好スタートを切った『アイアンマン』の実績に勇気づけられる半面、劇場関係者は『スピード・レーサー』は300万ドルは稼ぐものの、『アイアンマン』を超えてトップに立つことは難しいと読んでいる。
『アイアンマン』がメーデーの4連休に509館で500万ドルというデビューを飾ったイタリアでは、『スピードレーサー』が420館で封切られる。『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟の新作としては期待外れ」という辛口批評はありつつも、好成績が期待されている。
スーパーヒーロー系の映画に冷たいドイツでは、両作の戦いというより、気持ちいい春のビアガーデンと映画館の戦いの様相。『スピード・レーサー』は、ベルリン郊外のスタジオで撮影されたこともあり、告知効果は高かったものの、作品自体のアピール力に欠けている。国民自体が、原作のアニメシリーズ「マッハGoGoGo」になじみがないこと、「ウォシャウスキー兄弟による、カラフルで最先端のCG体験に対する興奮はあるものの、ストーリーやセリフが陳腐で、永遠とレーシング・シーンが続く」といった手厳しい評が原因だ。
スペインでは、公開5日間で610万ドル(554館以上)を稼ぎ出した『アイアンマン』と『スピード・レーサー』の一騎打ちが、アイアンマンに扮したロバート・ダウニーJr.の真価を試すことになる、と注目されている。


























































