
『スピード・レーサー』
前評判の高かったアンディ&ラリー・ウォシャウスキー監督の『スピード・レーサー』の米公開週末(9~11日)の興行成績は、予想を大きく下回る2020万ドルで終了した。
米ワーナー・ブラザースとヴィレッジ・ロードショウが手がけた、製作費1億ドルを超す大作は、米20世紀フォックスのロマンチック・コメディ『ベガスの恋に勝つ方法』に惜敗。さらに両作品を上回ったのが、公開2週目で5050万ドルを記録したマーヴェル・スタジオと米パラマウント・ピクチャーズの『アイアンマン』だった。
興行予想額の3000万ドルに遠く及ばなかった『スピード・レーサー』は、海外での興行成績もふるわず、配給元のワーナーにとって幸先の悪いスタートとなってしまった。ワーナー米国内配給部のダン・フェルマン部長は、「われわれの期待と結果が合致しないこともあります。前進するしかないのです」と語った。しかし、鑑賞を終えた観客の反応は上々だったとも補足している。
同作は3606館で公開され、1館あたりの平均額は5605ドル。主要客層は、予想通り幼い子供を連れたファミリーだった。しかし、この統計は新たな問題の原因にもなる。来週から、同じ客層をターゲットとした米ウォルト・ディズニー・ピクチャーズとウォールデン・メディアの『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』が公開されるからだ。
フォックスは、予想を上回る好成績で幕を開けた『ベガスの恋に~』に誇らしげだ。同作の週末興行成績は2000万ドルで、1館あたりの平均額では『スピード・レーサー』を上回る6221ドルを記録。客層は女性客の方がやや多かった。「夏に3500万ドル級の作品が出るというのは喜ばしいことです」と、配給部門のクリス・アーロンソン上級副社長は笑いが止まらない。
しかし、この2作は写真判定が必要なほどの僅差。現地時間の月曜日に最終的な結果が出るまで、どちらが2位に入るか分からない。
依然、首位を走っている『アイアンマン』だが、前週から49%ダウン。これは、歴代4位タイのダウン率だ。しかし、公開1週目より女性客に広く受け入れられた。クチコミが功を奏し、ふつうなら大作スーパーヒーロー映画を見に行こうと思わない客層が動いているのが理由だ。公開11日間で1億7710万ドルを記録し、2億ドル突破も視野に入る。マーヴェル・スタジオが自社投資した最初の作品は、累計3億4200万ドルとしている。
ソニー・ピクチャーズ・クラシックスのデイヴィッド・マメット監督“Redbelt”は、1379館に拡大公開されたものの、公開2週目で110万ドルにとどまり、1館平均額は827ドルだった。同社はまた、ドキュメンタリー作品“Standard Operating Procedure”を21館に拡大したが、興行収入はダウンし3万850ドルに落ち込んだ。
『スピード・レーサー』は予想を裏切るスタートとなったが、興行収入全体では昨年比21%増となった。
米ワーナー・ブラザースとヴィレッジ・ロードショウが手がけた、製作費1億ドルを超す大作は、米20世紀フォックスのロマンチック・コメディ『ベガスの恋に勝つ方法』に惜敗。さらに両作品を上回ったのが、公開2週目で5050万ドルを記録したマーヴェル・スタジオと米パラマウント・ピクチャーズの『アイアンマン』だった。
興行予想額の3000万ドルに遠く及ばなかった『スピード・レーサー』は、海外での興行成績もふるわず、配給元のワーナーにとって幸先の悪いスタートとなってしまった。ワーナー米国内配給部のダン・フェルマン部長は、「われわれの期待と結果が合致しないこともあります。前進するしかないのです」と語った。しかし、鑑賞を終えた観客の反応は上々だったとも補足している。
同作は3606館で公開され、1館あたりの平均額は5605ドル。主要客層は、予想通り幼い子供を連れたファミリーだった。しかし、この統計は新たな問題の原因にもなる。来週から、同じ客層をターゲットとした米ウォルト・ディズニー・ピクチャーズとウォールデン・メディアの『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』が公開されるからだ。
フォックスは、予想を上回る好成績で幕を開けた『ベガスの恋に~』に誇らしげだ。同作の週末興行成績は2000万ドルで、1館あたりの平均額では『スピード・レーサー』を上回る6221ドルを記録。客層は女性客の方がやや多かった。「夏に3500万ドル級の作品が出るというのは喜ばしいことです」と、配給部門のクリス・アーロンソン上級副社長は笑いが止まらない。
しかし、この2作は写真判定が必要なほどの僅差。現地時間の月曜日に最終的な結果が出るまで、どちらが2位に入るか分からない。
依然、首位を走っている『アイアンマン』だが、前週から49%ダウン。これは、歴代4位タイのダウン率だ。しかし、公開1週目より女性客に広く受け入れられた。クチコミが功を奏し、ふつうなら大作スーパーヒーロー映画を見に行こうと思わない客層が動いているのが理由だ。公開11日間で1億7710万ドルを記録し、2億ドル突破も視野に入る。マーヴェル・スタジオが自社投資した最初の作品は、累計3億4200万ドルとしている。
ソニー・ピクチャーズ・クラシックスのデイヴィッド・マメット監督“Redbelt”は、1379館に拡大公開されたものの、公開2週目で110万ドルにとどまり、1館平均額は827ドルだった。同社はまた、ドキュメンタリー作品“Standard Operating Procedure”を21館に拡大したが、興行収入はダウンし3万850ドルに落ち込んだ。
『スピード・レーサー』は予想を裏切るスタートとなったが、興行収入全体では昨年比21%増となった。






















































