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ゴールデンウィーク興行の概況まとまる
『相棒』けん引も洋画の低迷響く

2008/05/14
(C)2008「相棒-劇場版-」パートナーズ
(C)2008「相棒-劇場版-」パートナーズ
 今年のゴールデンウィーク(GW)興行の作品別興収見通しが、ほぼまとまった。トップは『相棒-劇場版-』で、35億円以上が確実。40億円以上の可能性もある。次いで『名探偵コナン 旋律の楽譜(フルスコア)』(23~24億円)。3位以降は、『少林少女(17~20億円)、『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者』(12~13億円)、『紀元前1万年』(12~13億円)、『砂時計』(9~10億円)と続く。

 ちなみに昨年は、トップが『スバイダーマン3』(71億2000万円)。次いで『名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』(25億3000万円)、『バベル』(20億円)、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(18億8000万円)、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』(15億5000万円)となっていた。

 作品別以外でも、休みをはさんだ4月下旬から5月上旬にかけての10日間の成績だけを見ると、チェーン作品のほぼすべてを上映している都内近郊のあるシネコンでは、昨年のだいたい70%ほどの成績。それよりいい成績の別のシネコンでも、昨年の80%前後となっていることから、いわゆるGW期間だけでは全体的に昨年を大きく下回る結果が出た。

 一目りょう然、今年は洋画の低迷が決定的だった。一番成績の良かった『紀元前1万年』でさえ、20億円にはるかに届かず、あとは軒並み10億円を超えられない見通しだ。洋画は結果論ではなく、もともとそれほどヒットが期待できる作品がそろっていなかった。

 GW興行に重きを置くなら、昨年のように、大作をこの時期にもってくる調整が必要だろう。さもなければ、おそらく来年も同じ結果となるだろう。とにかく今年のGW興行は、『相棒』のひとり舞台であったことは間違いない。

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