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三谷幸喜“マジック”見せ自画自賛「最高の映画」
監督第4作『ザ・マジックアワー』完成披露

2008/05/14
(前列左から)深津絵里、佐藤浩市、三谷幸喜監督、妻夫木聡、綾瀬はるか(後列同)戸田恵子、小日向文世、寺島進、伊吹吾郎
(前列左から)深津絵里、佐藤浩市、三谷幸喜監督、妻夫木聡、綾瀬はるか(後列同)戸田恵子、小日向文世、寺島進、伊吹吾郎
 三谷幸喜監督の最新第4作『ザ・マジックアワー』の完成披露試写会が14日(水)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。隣接するアリーナに敷き詰められたレッドカーペットを、佐藤浩市妻夫木聡深津絵里ら主要キャストとともに正装で練り歩いた三谷監督。「こういう映画を見たいなあ、と思ったものを撮りました。今までの日本映画にはない、新しいジャンルのコメディになった」と自信のほどをアピールした。

 アワー(泡)をもじったシャボン玉が、カーペット上を舞う。三谷監督は「ものすごく恥ずかしい」と照れながらも、自ら仕込んだ!? マジックを披露し約300人のファンの歓声に応えた。

 「佐藤さんはすごく面白い方で、とにかくコメディがやりたい。お笑いにも造けいが深く、絶対に面白くする確信があった」という発想から生まれた『ザ・マジックアワー』。街を牛耳るギャングのボスの愛人に手を出した手下が、命の代償に売れない役者を伝説の殺し屋に仕立てあげたことから、だましだまされの駆け引きが繰り広げられるアンサンブル・コメディだ。

シャボン玉の舞うレッドカーペットでマジックを披露した三谷幸喜。右は綾瀬はるか
シャボン玉の舞うレッドカーペットでマジックを披露した三谷幸喜。右は綾瀬はるか
 佐藤は「ハードルは高かった。三谷監督は、脚本は役者へのラブレターと言っていたが、僕には果たし状にしか思えなかった。毎日毎日、役者のところへ走ってきて、面白いことを思いついたって笑顔を見せられるとやらざるを得なかった」と苦笑い。それでも「いい役も悪役も、マヌケな僕もいるが、最後には誰も憎めない、笑えて不快な思いを一切しない素晴らしい作品になった」と称えた。

 三谷作品には初出演の妻夫木は「台本から声をあげて笑ってしまうくらいで、見終わってそう快感があったので、皆さんにも味わってほしい」と絶賛。同じく深津も「本当に細かくて、無理なことも要求するけど、監督に言われるとやれる気がした。作品に対する思い、エネルギーに熱いものがあった」と振り返った。

 これには気をよくしたのか、「皆さんのアドリブまで想定して、脚本を書いてますから。最高の映画です」と鼻高々。「今まで見たことのない佐藤浩市、7・3分けの妻夫木、妖艶な深津、コケティッシュな綾瀬はるか、マゲのない伊吹吾郎、イギリス人のような寺島進、かなり妖艶な戸田恵子、そして小日向(文世)さんはいつも通り。皆さんの目で確かめてください」とまくし立てるようにPRに努めていた。

 6月7日(土)、全国東宝系で公開される。

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