
ジョージ・クルーニー
米俳優組合(SAG)と米テレビ・ラジオ芸術家連合(AFTRA)という2つの俳優組合が醜い争いを繰り広げるなか、ジョージ・クルーニーが双方に和平を呼びかけた。
きっかけは、SAGがAFTRAの暫定契約を否決させるためのキャンペーンを開始したことだ。スタジオ側の業界団体AMPTPとの契約更改交渉においてこう着状態を続けるSAGは、AFTRAを交渉の席に戻すことで、交渉力の増強を狙っている。
しかし、トム・ハンクスをはじめとするSAGの有力会員100人余りは、SAG上層部に逆らってAFTRAの暫定契約を支持する声明を発表。7月8日に提出期限を迎えるAFTRAの組合員投票において、賛成票を投じるよう訴えた(6月24日関連記事)。
するとSAGは、はジャック・ニコルソンやベン・スティラー、エド・ハリス、マーティン・シーンといった有名会員たちを担ぎ出し、AFTRA批判を展開。事態は、泥沼の様相を呈していた。
これまで両者の争いを静観していたジョージ・クルーニーは、26日(木)に書簡で私見を発表。労組同士で争うことはお互いにとってマイナスであり、メディア企業側の思うつぼであると訴えた。
「俳優を闘犬のように戦わせることだけは、やっちゃいけない。〈ジャック・ニコルソンVSトム・ハンクス〉なんてことをやって、メリットを享受するのはAMPTPだけだ」
双方の主張は間違っていない、とクルーニーは言う。
「AFTRAは、次のストライキは会員たちに壊滅的なダメージを及ぼすと恐れているし、SAGは、この一線を守らなければ、以前のDVDのときのようにスタジオ側にだまされると思っている」としたうえで、2つの解決策を提示している。
①ニコルソンやハンクスといった10人の有名俳優(クルーニーの言葉を借りれば「スタジオがめったにNOと言えない連中」)を集めて委員会を結成し、スタジオの経営者たちと年に1度、会合を持つ。そのとき、SAGとAFTRAが集めた最新データをもとに給与条件の調整を行う。
②SAGの年会費の上限(現在は6000ドル)を撤廃し、出演料100万ドルごとに、6000ドルを払うシステムに変更する。「もし2000万ドルのギャラを受け取れば、組合に12万ドル支払う仕組みだ。これにより、組合員の年金や保険が充実する」
クルーにーは今回の提案を行った理由について、恵まれたキャリアを積ませてもらっている者として、俳優仲間の面倒を見ることは自分の務めであると説明している。
クルーニーの提案に関して、AFTRAとAMPTPはノーコメント。SAGのエグゼクティブ・ディレクター代理のPamm Fairは「貴重な助言を歓迎する」とあいまいなコメントを発表している。
きっかけは、SAGがAFTRAの暫定契約を否決させるためのキャンペーンを開始したことだ。スタジオ側の業界団体AMPTPとの契約更改交渉においてこう着状態を続けるSAGは、AFTRAを交渉の席に戻すことで、交渉力の増強を狙っている。
しかし、トム・ハンクスをはじめとするSAGの有力会員100人余りは、SAG上層部に逆らってAFTRAの暫定契約を支持する声明を発表。7月8日に提出期限を迎えるAFTRAの組合員投票において、賛成票を投じるよう訴えた(6月24日関連記事)。
するとSAGは、はジャック・ニコルソンやベン・スティラー、エド・ハリス、マーティン・シーンといった有名会員たちを担ぎ出し、AFTRA批判を展開。事態は、泥沼の様相を呈していた。
これまで両者の争いを静観していたジョージ・クルーニーは、26日(木)に書簡で私見を発表。労組同士で争うことはお互いにとってマイナスであり、メディア企業側の思うつぼであると訴えた。
「俳優を闘犬のように戦わせることだけは、やっちゃいけない。〈ジャック・ニコルソンVSトム・ハンクス〉なんてことをやって、メリットを享受するのはAMPTPだけだ」
双方の主張は間違っていない、とクルーニーは言う。
「AFTRAは、次のストライキは会員たちに壊滅的なダメージを及ぼすと恐れているし、SAGは、この一線を守らなければ、以前のDVDのときのようにスタジオ側にだまされると思っている」としたうえで、2つの解決策を提示している。
①ニコルソンやハンクスといった10人の有名俳優(クルーニーの言葉を借りれば「スタジオがめったにNOと言えない連中」)を集めて委員会を結成し、スタジオの経営者たちと年に1度、会合を持つ。そのとき、SAGとAFTRAが集めた最新データをもとに給与条件の調整を行う。
②SAGの年会費の上限(現在は6000ドル)を撤廃し、出演料100万ドルごとに、6000ドルを払うシステムに変更する。「もし2000万ドルのギャラを受け取れば、組合に12万ドル支払う仕組みだ。これにより、組合員の年金や保険が充実する」
クルーにーは今回の提案を行った理由について、恵まれたキャリアを積ませてもらっている者として、俳優仲間の面倒を見ることは自分の務めであると説明している。
クルーニーの提案に関して、AFTRAとAMPTPはノーコメント。SAGのエグゼクティブ・ディレクター代理のPamm Fairは「貴重な助言を歓迎する」とあいまいなコメントを発表している。



























































