第65回ヴェネチア国際映画祭にて、4日(木)、コンペ作品となるキャスリン・ビグロー監督のイラク戦争映画“Hurt Locker”が公式上映された。
イラクの戦場を舞台にした“ドキュメンタリー・フィクション”である本作は、ジャーナリストであり、脚本を手掛けたマーク・ボールの実体験をもとに、爆発物処理チームの兵士たちが死に直面したときの心理状態を描いた作品。
冒頭に表示される「War is the Drug(戦争は麻薬)」の導入文について、ビグロー監督は、ニューヨーク・タイムズ紙ジャーナリストによる記事の引用であることを明かし、「イラク戦争参加を自ら選ぶ“ボランティア兵士”たちの心理状態に興味があった。極限状態にある兵士たちの体験を、観客にも体感してもらえる“ドキュメンタリー・フィクション”」であると説明した。
イラク戦争の当事者であるアメリカからの出品、米大統領選目前とあり、話題が米国の戦争に対する温度や報道の様子に及ぶと、「ペンタゴンの報告によれば、イラクの戦場で4000人もの兵士が亡くなっているが、メディアに公にされている写真は12枚足らず。何らかの報道規制がかかっているとしか思えない。この映画は、真実に対する好奇心とこかつ感をおぎなうもの」とビグロー監督。そして、「政府の変化が必要なとき。変革をもたらすことができるのはただ1人。ミスター、バラク・オバマです」と昨日のアン・ハサウェイらに続き、明確なオバマ支持を表明した。
イラクの戦場を舞台にした“ドキュメンタリー・フィクション”である本作は、ジャーナリストであり、脚本を手掛けたマーク・ボールの実体験をもとに、爆発物処理チームの兵士たちが死に直面したときの心理状態を描いた作品。
冒頭に表示される「War is the Drug(戦争は麻薬)」の導入文について、ビグロー監督は、ニューヨーク・タイムズ紙ジャーナリストによる記事の引用であることを明かし、「イラク戦争参加を自ら選ぶ“ボランティア兵士”たちの心理状態に興味があった。極限状態にある兵士たちの体験を、観客にも体感してもらえる“ドキュメンタリー・フィクション”」であると説明した。
イラク戦争の当事者であるアメリカからの出品、米大統領選目前とあり、話題が米国の戦争に対する温度や報道の様子に及ぶと、「ペンタゴンの報告によれば、イラクの戦場で4000人もの兵士が亡くなっているが、メディアに公にされている写真は12枚足らず。何らかの報道規制がかかっているとしか思えない。この映画は、真実に対する好奇心とこかつ感をおぎなうもの」とビグロー監督。そして、「政府の変化が必要なとき。変革をもたらすことができるのはただ1人。ミスター、バラク・オバマです」と昨日のアン・ハサウェイらに続き、明確なオバマ支持を表明した。

“Hurt Locker”
さらに、脚本家ボールがマイクを引き継ぎ、「アメリカにいると、まるで戦争が少しずつおさまっているような感覚に陥る。それぐらい、海外とは違う報道のされ方をしているのです」と追加。「ただ、昨年ヴェネチアで(同じくイラク戦争がテーマである)『告発のとき』が上映されたころとは状況が変わっているのも事実。ブッシュ大統領ですら、兵士たちは故郷にもどるべき、という考え方になっている」と、ヴェネチアの地から自国の変革を願った。
ムービーアイ配給で、2009年全国公開予定。
ムービーアイ配給で、2009年全国公開予定。


























































