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豪華スター共演のコーエン兄弟新作トップスタート
G・クルーニー、ブラピらズラリ『バーン・アフター・リーディング』

2008/09/15
トロント国際映画祭でのコーエン兄弟
トロント国際映画祭でのコーエン兄弟
 秋の米興行ランキングは、2週目の12日(金)にようやく花開いた。大人向けの作品4本が公開され、上位を独占。トップに立ったのは、ジョエルイーサン・コーエン監督の『バーン・アフター・リーディング(原題)』だった。

 フォーカス・フィーチャーズ配給、ワーキング・タイトル製作の『バーン~』は、2651館で公開され650万ドルを記録。タイラー・ペリー監督の“The Family That Preys”が、2070館から630万ドルを出し2位につけた。3位に入ったのはオーバーチュア・フィルムズの『ライチャス・キル(原題)』。ロバート・デ・ニーロアル・パチーノが『ヒート』以来、13年ぶりに共演したスリラー作品は、3152館から570万ドルを出した。4位にはピクチャーハウスの“The Women”。ジョージ・キューカー監督の1939年の同名作品の現代風リメイクで、2962館から370万ドルを記録した。

 先々週末に唯一全国公開されたニコラス・ケイジ主演の“Bangkok Dangerous”は、公開3日間で780万ドルを出したが、2週目の12日は73%もダウンし興収73万ドル。トップ5から外れ、公開8日間の累計も1080万ドルにとどまった。

 『バーン・アフター・リーディング』は、12~14日で興収1940万ドルとなり、コーエン兄弟とフォーカス・フィーチャーズにとって最も高いオープニング記録となった。ジョージ・クルーニーブラッド・ピットフランシス・マクドーマンド、そしてティルダ・スウィントンという豪華キャストが出演しており、2003年に『ディボース・ショウ』の410万ドルという初日の記録はすでに更新。コーエン兄弟のこれまでの最高は、2004年春に公開され1260万ドルを出した『レディ・キラーズ』だった。

 コーエン兄弟にとっては、これが4本目の全国公開作品彼らの作品は大抵(アカデミー賞作品賞を受賞した『ノーカントリー』も含め)、限定公開されてから上映館数を増やしていく。

 “Family~”は3日間で1800万ドルを稼いだが、2007年10月に公開された“Why Did I Get Married?”の2140万ドルには及ばなかった。今年5月にペリー監督は“Meet the Browns”を公開し、こちらは公開日に810万ドル、同週末には2000万ドルを記録した。

 ジョン・アヴネット監督の『ライチャス・キル』の週末興行成績は1650万ドルで、パチーノ主演で昨年公開されたR指定作品『88ミニッツ』と同等(1690万ドル)の数字をマーク。同作は、ミレニアム・フィルムズとエメット/フルーラ・フィルムズが製作・出資している。

 ベスト5に唯一残ったサマー・シーズン映画は、米ソニー・ピクチャーズの“The House Bunny”。“The Women”に続いて5位に入り、2763館から130万ドルを記録した。累計は3920万ドルとなった。

 単館系作品では、スロー・ハンド・シネマのドキュメンタリー作品“Proud American”が、750館から3万4000ドルを記録。ワーナー・インディペンデントの“Towelhead”はニューヨークとロサンゼルスの4館で公開され、1万6000ドルを出した。

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