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ローマ映画祭Extra部門でインディーズ作品躍動

2008/09/29
アル・パチーノ
アル・パチーノ
 アメリカとヨーロッパ諸国のインディーズ作品が、ローマ映画祭(10月22~31日)のExtra部門で活発な動きを見せている。最新作、過去の名作が、アル・パチーノウェス・アンダーソン監督、マイケル・チミノ監督、そしてデイヴィッド・クローネンバーグ監督といった面々のトークとともに上映されるのだ。

 27作品が選ばれ、うち12本はドキュメンタリー。サンダンス映画祭で注目を浴びた“Baghead”や、ドキュメンタリー“Man on Wire”なども、デンマークのトマス・ヴィンターベア監督“When a Man Comes Home”と同時上映される。フランスの映画誌「カイエ・デュ・シネマ」の元批評家だったオリヴィエ・アサイヤス監督の“L’heure d’ete”(Summer Hours)も、上映後にティーチインが行われる。

 また、オール・フォーマット部門には、カリフォルニア・インスティテュート・オブ・アーツの2008年度卒業生が作り出した短編アニメや、ブレヒトの舞台「肝っ玉おっ母とその子供たち」出演への準備をするメリル・ストリープを追った、John Walter監督のドキュメンタリー“Theater of War”、そしてモーガン・スパーロック監督の“Where in the World Is Osama Bin Ladin?”なども含まれている。

 ベルギー映画“JCVD”は、肉体派俳優ジャン=クロード・ヴァン・ダムが自身のアクションへの傾倒ぶりをパロディにしたもの。ピーター・グリーナウェイ監督がレンブラントの名画に隠された殺人物語を読み解く“Rembrandt's J'accuse”は、釜山国際映画祭で上映された後、ローマにもお目見えする。

 パチーノは10月22日のオープニングに開催されるエターナル・シティ・フェスティバルに招待され、功労賞を受賞する予定。アンダーソン監督はマーティン・スコセッシ監督の映画基金の代理人として、アルバート・リュイン監督の1951年のファンタジー作品『パンドラ』を上映。エヴァ・ガードナージェームズ・メイソン共演作で、映画基金とローマ映画祭が協力して修復した。

 クローネンバーグ監督は、過去の監督作のスチル写真を使ったアート・ショウ“Chromosomes”をお披露目。チミノ監督も、好きな映画のダンス・シーンを集めた公聴会を開く予定。『天国の門』で使われた「美しき青きドナウ」の場面も使われることだろう。

 Extraのほかに、ブラジル映画に焦点を当てたイベントも行われる。オープニング作品として“Estomago: A Gastronomic Story”が上映され、最近公開されてヒットしたMauro Lima監督の“My Name Ain’t Johnny”も上映される。

 先日発表された通り、Edoardo De Andrade監督のドキュメンタリー“Coracao Vagadundo”では、テーマとなった大御所ポップス歌手カエターノ・ヴェローゾが上映後に生演奏を披露する。

 ローマのナヴォーナ広場で開かれる、まるでカーニバルのようなパーティは、マルチな才能を発揮するミュージシャン、アート・リンゼイが振り付けを担当。オープニング・デイの目玉イベントとなる。

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