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第13回釜山国際映画祭開幕
名物の花火に影を落とした人気スターの死

2008/10/03
会場の模様
会場の模様
 第13回釜山国際映画祭が、2日(木)、韓国・釜山市で開幕した。韓国屈指のビーチ・リゾートとして知られる海雲台のヨット競技場で開催されたオープニング・セレモニーには、シン・ヒョンジュン、カン・ヘジョン、コ・ヒョンジュン、パク・ヘイルシン・ミナ、イ・ワン、チュ・ジフンらスターが集結。そして、事前には知らされていなかったチャン・ドンゴンがタキシード姿でレッド・カーペットに登場すると、会場は大歓声に包まれた。
 
 また、『グーグーだって猫である』が招待上映される日本の犬童一心監督と上野樹里もセレモニーに出席。上野は、テレビドラマ「のだめカンタービレ」のヒットで韓国では若い女性に非常に人気があり、黄色い声をさかんに浴びていた。ほかに、クァク・ジェヨン監督、イム・グォンテク監督や、中国の人気女優ジョウ・シュンらも出席した。
 
 また、ニュー・カレント部門の審査委員長としてアンナ・カリーナも登場。アジア最大級の映画祭である釜山は、アジアだけでなくヨーロッパとの繋がりも深く、今年はカリーナと、イタリアのタビアーニ兄弟が、功労賞を受けることになっている。

会場周辺での花火
会場周辺での花火
 オープニング映画は、釜山初というカザフスタン映画“The Gift to Stalin”(ラスタン・アブドラシェフ監督)。セレモニーの司会は『王の男』のチョン・ジニョンと、『私たちの生涯最高の瞬間』のキム・ジョンウンという映画祭にふさわしい人気スターが務め、名物の花火も上がったが、この日の朝に人気女優チェ・ジンシルが首吊り自殺を計ったことに、韓国の映画人は皆ショックを受けており、そのためか例年のような華やかさに、どこか欠ける印象だった。
 
 チェ・ジンシルは、日本では巨人の投手だったチョ・ソンミンの元夫人としても知られ、4年前に離婚してからは女優業に復帰し、ドラマ「バラ色の人生」などに主演していたが、最近、金銭スキャンダルに巻き込まれていた。彼女の死は関係者やファンにとって大きな衝撃となり、暗い話題の多い韓国のショービジネス界に追い討ちをかける形となった。実際、映画『誰が俺を狂わせるか』や、ドラマ「恋の香り」などでチェ・ジンシルと共演しているイ・ビョンホンは、急遽セレモニーへの出席を取りやめている。
 
 映画祭は10日まで開催。ビョンホン、チョン・ウソンらのトークショーや、『歩いても歩いても』の是枝裕和監督のティーチ・インなど、多くのイベントも予定されている。

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