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S・ルーディンが「朗読者」映画版から名前を抹消
ワインスタインとのやりとりがメディアに流出

2008/10/11
スコット・ルーディン
スコット・ルーディン
 公開日に関する問題が決着したばかりの「朗読者」の映画化“The Reader”にまた問題が起こった。プロデューサーのひとりであるスコット・ルーディンが企画から離れ、クレジットから名前をまっ消するという。

 スティーヴン・ダルドリー監督の“The Reader”は、編集作業の遅れから年内の公開が危ぶまれていたが、先日、ルーディンとエグゼクティブ・プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが共同で声明を出し、12月12日に米公開を行うことを発表した(9月30日関連記事)。

 今年2月にプロデュース作品『ノーカントリー』でアカデミー賞作品賞を受賞したルーディンは、今年も賞レースに絡むと思われる作品として “Revolutionary Road”と “Doubt”の公開が年内に控えている。 “The Reader”が12月公開になったことにより、ルーディン製作の作品3本が、賞レースに挑むことになる。

 ルーディンは、ダルドリーにたっぷり編集時間を与えるために、“The Reader”の公開を2009年に延期することを主張していた。12月公開を決定するまでには、編集や音楽の作業をニューヨークに移すなどの調整がなされたが、その際のルーディンとワインスタイン双方の弁護士のやりとりがメディアに流出。ダルドリーがワインスタインに編集時間の猶予を懇願する手紙などもあったという。

 双方とも、本作品のプロデューサーであった故シドニー・ポラックと故アンソニー・ミンゲラへの想いを呼び起こす内容をつづっていたようだ。

 ワインスタインCo.は「状況は打開された」と述べ、また同作品の別なプロデューサー、ドナ・ジグリオッティは「作品を仕上げることは可能」とコメントしている。

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