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『続・三丁目の夕日』完結宣言は期待の表れ?

2007/10/16
(C)2007「ALWAYS 続・三丁目の夕日」製作委員会
(C)2007「ALWAYS 続・三丁目の夕日」製作委員会
 11月3日(土)から公開される『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の完成会見が10月15日(月)、日本橋のホテルで開催された。その席上、製作会社ROBOT社長の阿部秀司プロデューサーが「今回の続編で、映画は完結する」と明言したと一部スポーツ紙が報じた。第3弾は“なし”ということだ。

 俳優のスケジュール調整、昭和30年代の東京を再現するための技術的な困難さなど、今回の続編が製作されたこと自体が大変なことだったというが、製作関係者の話をまとめると、この記事の背後に微妙な背景があることもわかった。それはズバリ、俳優陣の凄さによるものだった。

 前作に引き続き、本作には堤真一、吉岡秀隆、薬師丸ひろ子、小雪らの俳優が出演しており、彼らはいずれも主役級。さらに前作でブレイクした若手の堀北真希もいる。スケジュール調整の難しさは当然のことながら、それぞれ演技や演出に一家言ある俳優ばかり。

 彼らをたばねていくために、製作スタッフは大変な労力を負わざるをえない。そのことを一番身に染みているのは、全体の指揮をとっている阿部氏であろうか。おそらくその労力は、映画何本分にもあたるだろう。そうした苦労のほどが、“完結”という言葉に表れたとしても、何ら不思議ではない。

 ただ、前作の大ヒットを大きく支えた観客と中身を高く評価したマスコミの要望が、続編への足掛かりになったように、今回もまた、観客の支持がどの程度のものかによって、第3弾もありうるのではないか。要は、中身の評価とヒットの具合が重要になる。

 製作の大変さはわかるが、続編が単なるヒットを超え、日本人の魂さえ動かすほどの力を得たとしたなら、製作の続行を今一度考えてもいいのではないか。“完結”という言葉はひょっとして、そうした声を再度期待していることの表れかも。11月3日が楽しみになってきた。

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