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『鳳凰』中井貴一、初プロデュース作の舞台挨拶

2007/10/21
TIFFのオープニングナイトで上映された『鳳凰 わが愛』の舞台挨拶
TIFFのオープニングナイトで上映された『鳳凰 わが愛』の舞台挨拶
 第20回東京国際映画祭(TIFF)が10月20日(土)に開幕。そのオープニングナイトで、コンペティション部門からは日中合作『鳳凰 わが愛』が上映され、舞台挨拶には主演、プロデュースを努める中井貴一、ジヌ・チェヌ監督らが登壇した。

 刑務所内で心を近づけて行く男女の愛を描く、壮大な一大叙情詩となる本作は、1920年代の中国の実話をもとに描かれている。
 もともとは中国人同士のストーリーであったが、今回、日本人である中井が主演を務めることについてジヌ・チェヌ監督は「ストーリーの本質は人間の生命力。あたたかい心と愛を描いていきますので、それに国境はありません」。そして日中合作として製作されたこともひとつの理由とし、中井の参加には感謝の言葉を述べた。

 一方、中国映画への出演は2回目となり、プロデューサーとしては初参加作品となる中井は、プロデューサー業について「俳優、監督はわがままじゃないといけないと思っています。ところが、プロデューサーはそれを抑えて進行させ、予算も管理するのが役目。少しでもよいものを作ろうとする俳優としての自分と、全体を管理するプロデューサーとしての自分の間で毎日葛藤がありました」とエピソードを交えて語り、会場の興味を集めた。

 TIFFのオープニングナイト上映に選ばれたことに喜びと感謝を示した出演者らだが、一方、中国では大衆娯楽作品がうけており、文芸作品はなかなか多くの人にみられることが難しい状況であることも明かした。まずはTIFFでの評価がどうなるか注目したいところだ。

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