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ポランスキーがスペクタクルを断念し、政治スリラーに着手

2007/11/09
ロマン・ポランスキー
ロマン・ポランスキー
 ロマン・ポランスキーが、次回作として政治スリラー“The Ghost”を監督することになった。原作著者であるロバート・ハリスが、先月、サイモン&シュスター社から発行された同書をポランスキーと共に脚色する。

 ストーリーは、前イギリス首相の回想録を完成させるために雇われるが、ある秘密を発見してしまったために命を狙われるゴーストライターを中心にして展開する。

 プロデュースは、ポランスキーとは『戦場のピアニスト』や『オリバー・ツイスト』で仕事を共にしたロベール・ベンムッサとアラン・サルドが担当する。撮影は、ヨーロッパで2008年の秋に開始される予定。

 ポランスキー及びプロデューサー2人と長い間、事業取引をしてきたサミット・インターナショナル社が、“The Ghost”の全世界配給権販売を務めることになる。

原作“The Ghost”
原作“The Ghost”
 ポランスキーはこの1年半の間、製作費1億ドルの大作であり、同じくロバート・ハリスが古代都市ポンペイが壊滅するまでの4日間を描いた「ポンペイの四日間」の映画化に、共同製作者であるベンムッサとサルドと共に取り組んできたが、9月にその企画を断念している。

 「ここしばらくの間、政治スリラーを監督したいと思って探してきたのだが、“The Ghost”は完璧な素材だ。ロバートは、この小説をすごくサスペンスフルに構成していて、読み出したらなかなか止まらなくなる」とポランスキーは語っている。

 このストーリーの大部分は真冬の海辺の家を舞台にしているが、ハリスによるとそのような設定は“ポランスキーの典型的な守備範囲”とのこと。

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