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米アクション映画の不振が続くなかマット・デイモン健闘

2007/11/12
『ボーン・アルティメイタム』(C)2007 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
『ボーン・アルティメイタム』(C)2007 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
 11月に入って、日本では好調な成績を記録する映画が増えてきた。11月10日(水)公開の作品では、『ボーン・アルティメイタム』が10、11日の2日間で興行収入3億4000万円。これは、シリーズ1作目『ボーン・アイデンティティー』(最終興行収入15億7000万円)の124%、2作目『ボーン・スプレマシー』(12億3000万円)の142%の出足だった。前2作を上回ったのだから、健闘の部類に入ると言っていいだろう。

 本作は、シリーズ最終作にあたるが、アクションもののヒットが少なくなった最近の米映画のなかでは、1、2作とも比較的安定した成績を残してきた。マット・デイモンという俳優は、あまり日本人好みではないのだが、内容で高い評価を受けてきた前2作の興行成果が、そのまま本作に受け継がれたとみえる。最終的には、15億円前後がひとつの目安となる。11月9日(金)にテレビでオンエアされた2作目の視聴率は12%(関東地区)。このシリーズは、興行、視聴率とも、このあたりの数字がいいところだろうか。

 そのほか、10日公開作品では、アニメの『Yes!プリキュア5~鏡の国のミラクル大冒険!~』が好調だった。こちらは2日間で1億5000万円を超えるとみられる。客層は、親と小学生の女の子が中心。ファミリー映画が激戦となる正月興行をはずして、この時期に持ってきたのがいい結果をもたらした。ただ典型的な土日型の興行なので、子供たちが休みに入っていないこの時期では、それほど稼働できる日数は少ない。いい面、悪い面、両方がうかがえた興行と言えよう。

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