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パラマウント・ヴァンテージ、小規模映画で好調

2007/11/20
『ノー・カントリー』が好調のコーエン兄弟
『ノー・カントリー』が好調のコーエン兄弟
 コーエン兄弟の新作『ノーカントリー』が、公開2週目に28スクリーンから148スクリーンに拡大したことにより、週末のボックスオフィスでおよそ300万ドルを稼いだ。

 1館あたりの平均は2万932ドルとなり、コーエン兄弟の歴代作品のなかでも最高レベルのスタートとなっている。全米ランキングでも、2000館規模で展開しているトム・クルーズ主演の『大いなる陰謀』(ロバート・レッドフォード監督)を破り、7位に食い込んでいる。

 『ノーカントリー』でミラマックスと共同配給を手がけるパラマウント・ヴァンテージは、もうひとつの配給作品“Margot at the Wedding”の公開をスタートさせた。同作は、『イカとクジラ』のノア・バームバック監督の最新作で、ニコール・キッドマン、ジャック・ブラック、ジェニファー・ジェイソン・リーという豪華キャストが話題を集めている。ニューヨークで2館のみの限定公開ながら8万2929ドルを稼ぎ出し、スクリーンあたりの平均はなんと4万1464ドルだ。

 今年の秋は賞レース狙いの小規模映画が軒並み苦戦を強いられているなか、ヴァンテージは至って好調だ。公開9週目に入った “Into the Wild”(ショーン・ペン監督)は、前週から19%のダウンを喫したものの、89万1424ドルを稼ぎ、トータルで1390万ドルとなった。

 一方、リチャード・ケリー監督とブライアン・デ・パルマ監督の新作がともに苦戦を強いられている。それぞれ限定公開でのスタートながら、ケリー監督の “Southland Tales”は63スクリーンで11万6500ドル(1館あたり1850ドル)、デ・パルマ監督のイラク戦争ドラマ“Redacted”は、14スクリーンで2万7475ドル(1館あたり1962ドル)だった。

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