
トークイベントに登場した山崎裕・撮影監督
開催中の東京フィルメックスで、11月23日(木)、トークイベント「キャメラマンの眼」が行われ、撮影監督の山崎裕が登場した。是枝裕和監督作品などの撮影監督として知られる山崎は、今年は行定勲監督らとともに審査員としても同映画祭に参加している。
ベテランでカメラマンとしてのキャリアは長いが、劇場用映画は是枝監督の『ワンダフルライフ』(1999年)が初めてだった。以降、同監督の最新作『歩いても歩いても』(08年公開予定)まで、すべての是枝作品を手がけている。「映画のカメラマンとしては新人だと思っています。60歳までに映画を撮りたいと思っていたところへ是枝さんから話をもらった」。
ほかにも河瀬直美監督や塩田明彦監督など、世界に注目される作品の撮影を手がけている。「スクリーンの中で完成した画を作るより、ストレートに対象を映しとることで、スクリーンの向こう側にある世界を想像させるような映画のほうが、世界の共通言語になりやすいような気がします」と語った。
テレビのドキュメンタリー、劇映画、CMなど、仕事は多岐にわたるが、「カメラという道具を使ってものを作るということが好き。脚本があるかないかなど、環境の差はあれ、自分がカメラをどう使うかということにおいては大きな差はない。カメラの前にある具体的な現実や対象に対して何ができるか、何を発見できるかということ。カメラの前で起こっていることと、どう関係性を作っていくかということに集中しています」と語った。
また観客から、ドキュメンタリーと劇映画の撮り方の違いについて問われると、「劇映画では役者がどういう芝居をしているかということに寄り添い、どんな感情を発露しようとしているかをつかもうとする。ドキュメンタリーでも、対象がどういう気持ちで何をしているかという見えない感情を感じようとする。同じことだと思います」と一貫した姿勢を語っていた。
観客が直接、撮影監督の話を聞ける貴重な機会という点でも、意義深いトークイベントとなった。
ベテランでカメラマンとしてのキャリアは長いが、劇場用映画は是枝監督の『ワンダフルライフ』(1999年)が初めてだった。以降、同監督の最新作『歩いても歩いても』(08年公開予定)まで、すべての是枝作品を手がけている。「映画のカメラマンとしては新人だと思っています。60歳までに映画を撮りたいと思っていたところへ是枝さんから話をもらった」。
ほかにも河瀬直美監督や塩田明彦監督など、世界に注目される作品の撮影を手がけている。「スクリーンの中で完成した画を作るより、ストレートに対象を映しとることで、スクリーンの向こう側にある世界を想像させるような映画のほうが、世界の共通言語になりやすいような気がします」と語った。
テレビのドキュメンタリー、劇映画、CMなど、仕事は多岐にわたるが、「カメラという道具を使ってものを作るということが好き。脚本があるかないかなど、環境の差はあれ、自分がカメラをどう使うかということにおいては大きな差はない。カメラの前にある具体的な現実や対象に対して何ができるか、何を発見できるかということ。カメラの前で起こっていることと、どう関係性を作っていくかということに集中しています」と語った。
また観客から、ドキュメンタリーと劇映画の撮り方の違いについて問われると、「劇映画では役者がどういう芝居をしているかということに寄り添い、どんな感情を発露しようとしているかをつかもうとする。ドキュメンタリーでも、対象がどういう気持ちで何をしているかという見えない感情を感じようとする。同じことだと思います」と一貫した姿勢を語っていた。
観客が直接、撮影監督の話を聞ける貴重な機会という点でも、意義深いトークイベントとなった。












































