ヘッダーの始まり

グローバルナビゲーションの始まり
ホームニュース(選択中)特集インタビュー動画コラムレビューランキングフォトギャラリーピックアップ
最新映画情報V ブログ教えて!エンタ業界転職情報フロムジャパンV プラスメールマガジンプレゼント映画データベース
左側ナビゲーションの始まり
注目記事
『仕事の活力 今日のごはん』
“ネコナベ”ではなく、『ネコナデ』の現場へいざ
パンくず式ナビゲーション

限界に挑戦、タブーを扱う注目作『ラスト、コーション』

2007/12/06
アン・リー監督
アン・リー監督
 12月4日(火)、本年度ヴェネチア国際映画祭グランプリ(金獅子賞)、撮影賞(オッゼラ賞)を受賞した『ラスト、コーション』の日本での公開を記念して、アン・リー監督、主演女優のタン・ウェイ、助演男優のワン・リーホンが来日し記者会見が行われた。

 前作『ブロークバック・マウンテン』(05年)でオスカーを受賞した巨匠、アン・リー監督が、中国映画として初めて性表現の限界に挑戦。本作で新境地を拓いたトニー・レオンと、タン・ウェイの長時間にわたるベッドシーンが話題沸騰の衝撃作だ。

 オスカー受賞後の記念すべき1本目に本作を選んだ理由について、監督は「前作と本作は、禁断の愛や不可能なロマンスを描いているという共通点では“姉妹作”だと思っているので、私のなかではオスカーとは関係のない、必然的な成り行きだと考えています。どちらも原作は女性の視点で描かれた残酷な短編小説であり、ある意味、タブーを扱った個人主義的な映画であるところも似ていますね」と中国語で語った。

 監督は、原作となった同名短編小説「色、戒」を書いたアイリーン・チャンに、長年、敬愛を捧げていたのだとか。思い入れの強さから、撮影の途中では『地獄変』(69年/豊田四郎監督)での仲代達矢の芝居を思い出すほどの産みの苦しみを味わったと明かした。

 物語は、1940年前後の日本軍占領下にあった上海と香港を舞台に、立場の異なるふたりの男(トニー、ワン)と、その間で揺れるひとりの女スパイ、ワン・チアチー(タン)とのスリリングな駆け引きが描かれる。運命の女、ワンを演じたタンは、1万人の候補者のなかから監督に白羽の矢を立てられた無名の新人女優。
 しかし見事監督の期待に応え、米バラエティも2007年度「注目の俳優10人」に選出している。118日をかけた撮影の前にも3カ月間トレーニングを行い、役作りに努めたタンは「成長の機会を与えて下さった監督に心から感謝しています」と、会見中にも感謝の言葉を繰り返した。

 またミュージシャンとしてトップスターに立ちながら、本作が初の本格的な映画出演作となったワン・リーホンは「特別なパワーを持つ監督を信じて、ついていく喜びを感じました。ともに新人として(本作に)参加したタンには、とてもフレッシュな印象を受けました」と熱く語った。ふたりの新人たちの情熱的な言葉を受け、監督も「こんなに役者との時間を大切にしたのは初めてのこと。私の人生においても特別な体験でした。ともに成長する楽しみを分け合えた気がします」と饒舌にふたりの成長を評価し、終始、笑顔だった。

 公開は2008年2月2日から。配給/ワイズポリシー。

BOOKMARK Yahoo!ブックマークに登録 livedoorクリップに登録 Buzzurlにブックマーク はてなブックマークに登録   E-MAILメールで送る   PRINT印刷する


パンくず式ナビゲーション
広告エリアの始まり
(2008/07/04)
地球をクールダウン - 日本、自身が変わらなきゃ
(2008/05/28)
新作『休暇』を中心に、西島秀俊の“役者の感性”を炙りだす。

フッターナビゲーションの始まり
フッターの始まり