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動物もの感動ドラマ、純愛に続くブームに?

2007/12/11
(C)2007 「マリと子犬の物語」製作委員会
(C)2007 「マリと子犬の物語」製作委員会
 邦画の2008年正月興行作品が揃ってきた。12月8日(土)からは、『マリと子犬の物語』が公開された。8、9日の2日間では、全国動員23万5795人・興行収入2億8445万円を記録。これは、2005年11月に公開された『ALWAYS 三丁目の夕日』(最終興行収入35億円)の132%。『ALWAYS~』は、スタート時はそれほどの数字ではなかったものの、冬休みや正月に入って動員を大きく伸ばしていった稀な作品。この2作品を、単純に比較はできないのだが、それでもこの成績でのスタートは、健闘の部類と言っていい。

 新潟県の山古志村を舞台にした犬の感動ドラマという側面が、ファミリー層、年配の夫婦連れを中心にした観客の支持を受けた。とくに新潟県のシネコンでは、いずれも圧倒的な強さを見せ、Tジョイ長岡が全国トップ、ワーナー・マイカル・シネマズ県央は全国2位の興行成績。新潟県の映画館7館、11サイトの累計では、全国シェアの何と6.6%まで膨れ上がった。まさに、ご当地映画、面目躍如たる好成績であった。

 動物を重要な役柄にした、いわゆる動物映画はここ数年、安定した成績を上げている。『クイール』(04年、22億2000万円)や『子ぎつねヘレン』(06年、17億8000万円)など、とくに女性たちの関心が高いのが目立つ。今回も、ファミリー層とともに、30代、40代の女性たちの姿が結構見受けられた。動物ものに感動ドラマのテイストを加味した作品は、少し前の純愛ものに代わって、邦画のちょっとしたブームを今後作っていくかもしれない。

 ちなみに、この週のランキングは、トップの『マリと子犬~』はじめ、2位『恋空』、3位『ALWAYS 続・三丁目の夕日』と、東宝配給作品が3位までを独占した。

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