『ALWAYS 三丁目の夕日』の1、2作の大ヒットで、今や邦画のヒットを生み出す最右翼の製作プロダクションにまで成長したROBOTの新作が、『K‐20(トゥエンティ) 怪人二十面相伝』と決まった。『ALWAYS~』と同じく、日本テレビと共同製作する。
ROBOTの阿部秀司社長が、20年前から企画していた作品で、12月13日(木)に配給を担当する東宝から発表された。お馴染み、怪人二十面相、明智小五郎、小林少年らのキャラクターを生かしながら、映画オリジナルの主人公を設定するという。公開は1年後、2008年の12月だ。
原作は、北村想の『完全版 怪人二十面相・伝』。監督は、『エコエコアザラク』などの佐藤嗣麻子で、出演は映画オリジナルの主人公に金城武、ヒロインに松たか子、そして明智小五郎には仲村トオルの布陣。撮影や編集など製作スタッフの構成は、『ALWAYS~』と同じだ。
舞台は、1949年の帝都。サーカス小屋で働く曲芸手妻師(金城)が、名探偵・明智(仲村)と財閥令嬢(松)の結婚話にある関わりを持つことになる。それは、実は怪人二十面相の罠だった。怪人二十面相は、財閥所有の高価な絵画を狙っていたのだ。
この時代にこの企画が浮上したのは、やはりそこに、今の人々が求めて止まないノスタルジアの原風景のようなものがうかがえるからだろう。『ALWAYS~』2作の大ヒットを形作った昭和30年代の懐かしいあの光景。それを構築した高度な技術力をもって、49年当時の怪人二十面相が行き交う日本(中国ロケもあるという)を映像化したら、いったいその映画はどうなるだろうか。実に面白いチャレンジだと思うし、興行的に大きな可能性を感じても何ら不思議はない。
本作の登場は、邦画の大冒険だ。『ALWAYS~』を2作目で打ち止めにすると公言した阿部社長だったが、まさか次にくるのがこの作品とは。ただひとつ気をつけなければならないのは、あまりおどろおどろしい世界に入り込まないということだ。
ディープな世界観をきっちり表現するということは高い作品評価につながる要素ではあるが、それは必ずしもヒットを保障するものではない。本作に求められているのは、そうしたディープな世界ではないだろう。佐藤監督がそのあたり、どう料理していくか。スタッフたちの力量にも、期待するところはさらに大きい。
ROBOTの阿部秀司社長が、20年前から企画していた作品で、12月13日(木)に配給を担当する東宝から発表された。お馴染み、怪人二十面相、明智小五郎、小林少年らのキャラクターを生かしながら、映画オリジナルの主人公を設定するという。公開は1年後、2008年の12月だ。
原作は、北村想の『完全版 怪人二十面相・伝』。監督は、『エコエコアザラク』などの佐藤嗣麻子で、出演は映画オリジナルの主人公に金城武、ヒロインに松たか子、そして明智小五郎には仲村トオルの布陣。撮影や編集など製作スタッフの構成は、『ALWAYS~』と同じだ。
舞台は、1949年の帝都。サーカス小屋で働く曲芸手妻師(金城)が、名探偵・明智(仲村)と財閥令嬢(松)の結婚話にある関わりを持つことになる。それは、実は怪人二十面相の罠だった。怪人二十面相は、財閥所有の高価な絵画を狙っていたのだ。
この時代にこの企画が浮上したのは、やはりそこに、今の人々が求めて止まないノスタルジアの原風景のようなものがうかがえるからだろう。『ALWAYS~』2作の大ヒットを形作った昭和30年代の懐かしいあの光景。それを構築した高度な技術力をもって、49年当時の怪人二十面相が行き交う日本(中国ロケもあるという)を映像化したら、いったいその映画はどうなるだろうか。実に面白いチャレンジだと思うし、興行的に大きな可能性を感じても何ら不思議はない。
本作の登場は、邦画の大冒険だ。『ALWAYS~』を2作目で打ち止めにすると公言した阿部社長だったが、まさか次にくるのがこの作品とは。ただひとつ気をつけなければならないのは、あまりおどろおどろしい世界に入り込まないということだ。
ディープな世界観をきっちり表現するということは高い作品評価につながる要素ではあるが、それは必ずしもヒットを保障するものではない。本作に求められているのは、そうしたディープな世界ではないだろう。佐藤監督がそのあたり、どう料理していくか。スタッフたちの力量にも、期待するところはさらに大きい。












































