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日本で米コメディは当たらない? 注目の米ヒット作公開

2007/12/21
『俺たちフィギュアスケーター』
『俺たちフィギュアスケーター』
 今年、邦画では『舞妓Haaaan!!!』『大日本人』『キサラギ』など、笑いそのものを題材にしたり、それに近い設定をもったコメディ映画がヒットしたが、米映画のコメディは依然としてヒットの機会が減っている。もともとこのジャンルは、日本人は苦手な部類に入る。米国では大ヒットするのに、日本で公開すると、目もあてられない成績になることが多かった。目立つ作品が興行的に失敗すると、いつのころからか、米国のコメディ映画は当たらないという風評として定着することになった。

 そうした日本の興行事情のなか、今年米国で予想外のヒットとなったコメディ『俺たちフィギュアスケーター』が、この12月22日(土)から日本公開される。オリンピックで優勝までした男子フィギュアスケーターのふたりが、ペアを組んで競技に参加するといういささかふざけた内容のコメディだ。この作品が、何回か行われた一般試写会で非常に評判がよかった。

 「若い女性主体の試写会を催したところ、うけがいいので驚きました。下ネタもあるのですが、下品ではないので思わず笑ってしまう。別の試写会では、30代以上の大人対象の上映も行なったのですが、この層もいい反応でした。幅広い層のお客さまに満足していただけるのではないでしょうか」と、上映館の支配人は語る。

 実はこの作品の上映は、都内は1館のみ。全国でも10館程度の公開規模だ。もちろん、テレビスポットを大量に打って、大動員をねらう作品ではないから、このクラスの規模がふさわしいのかもしれない。どれほど米国でヒットしようと、日本では興行が難しい作品もある。そうした作品をつぶさないためには、それにあった劇場マーケットが必要になってくる。『俺たち~』は、そのひとつの試金石になるかもしれない。

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