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厳しい出足の08年正月映画、20億突破(見込み)は3作のみ

2008/01/08
『アイ・アム・レジェンド』
『アイ・アム・レジェンド』
 日本での2008年正月の映画興行は、厳しいスタートとなった。1月上旬の段階で、作品別の最終見込み興行収入を類推すると、トップは『アイ・アム・レジェンド』(45~50億円)、次いで『マリと子犬の物語』(27~30億円)、『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』(25~30億円)で、20億円以上はこの3本のみ。

 昨年の正月興行は、『硫黄島からの手紙』(52億円)、『武士の一分』(40億円)、『007/カジノ・ロワイヤル』(23億円)が上位3本だったので、今年は昨年より厳しい状況と言える。

 「正月に入って6日間の成績を比べると、昨年の85~90%程度の興行収入となりそうです。目立つ要因としては、シネコンではない大都市圏の映画館で、成績を大きく落としているところがあり、それが全体的な落ち込みにつながったようです」と、ある興行会社の番組責任者は言う。

 今年の正月興行の低迷は当初予想されていた通りとなった。見込みを大きく上回った『アイ・アム~』はあれど、あとは押し並べて予想通りだった。不振の理由としては、やはり頭抜けた大作が、この時期に編成されなかったことだろう。また若い女性向きの作品が、ほとんどなかったことも響いた。

 邦画も、『ミッドナイトイーグル』『椿三十郎』など話題作が、軒並み予想を下回った。この年明けも、11月公開の『ALWAYS 続・三丁目の夕日』が、それらの成績を上回っている様子を見れば、実に厳しい状況だったことがわかる。いずれにしろ、映画界にとって厳しい幕開けとなった。

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