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過激な性描写が問題の『ラスト、コーション』、日本では6カ所の修正に

2008/01/10
(C) FOUCUS FEATURES,EDKO FILMS/WISEPOLICY
(C) FOUCUS FEATURES,EDKO FILMS/WISEPOLICY
 過激な性描写が話題を呼んでいるアン・リー監督の『ラスト、コーション』(中国、台湾、香港、米合作)の日本公開にあたり、オリジナルからの修正は全部で6カ所に及ぶことがわかった。税関チェックで4カ所、映画界の自主規制機関である映倫チェックで2カ所の計6カ所となったもの。やはり日本においては、ノーカット上映とはいかなかったようだ。

 税関では、3シークエンスほどある性描写のなかで、後半2シークエンスの4カ所が対象になった。主演の男を演じるトニー・レオンの性器が後ろから少し見えるところと、レオンと相手役を演じるタン・ウェイが正常位で重なっているとき、レオンの性器がうっすらと見えるところなど。税関では、男性の性器がチェックの対象となった。映倫では、ふたりが重なっているときに、ヘアが見えるところなど。映倫の審査では一人ひとりの場合なら、性器やヘアの露出は問題ないのだが、男女のセックスシーンでは性器、ヘアとも規制の対象となる。

 同作品は1940年代の中国を舞台に、様々な政治勢力が入り乱れる国情のなかで、任務を背負う女と男が愛欲にのめり込んでいく様を描く。昨年、ヴェネチア国際映画祭でグランプリを受賞したほか、今年に入ってからは、ゴールデングローブ賞の外国語映画賞にノミネートされるなど、各国で高い評価を得ている。当初、映倫の審査では、それ以上に多くの修正を要請された。だが、作品のその芸術性をできる限り損ないたくないとする配給サイドの交渉により、修正箇所は6カ所に留まった。

 ちなみに、すでに公開された国では、中国が7分間のカット。韓国、台湾、米国ではノーカットで上映された。日本では、2月2日(土)から公開される。

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