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日本人がプロデュース、トルナトーレ監督が
アウン・サン・スー・チーの半生を映画化

2008/01/16
アウン・サン・スー・チーさん
アウン・サン・スー・チーさん
 ミャンマーの民主化運動指導者でノーベル平和賞受賞者であるアウン・サン・スー・チー氏の伝記映画“The Lady”の企画がハリウッドで進行中だ。企画を立てたのは、在米の日本人プロデューサー岡本直文で、2002年に2度目の自宅軟禁から解放されたばかりのスー・チー氏と面会を果たした数少ない外国人のひとりとして知られる。

 映画で描かれるのは、88年に43歳でミャンマーに帰国してから現在までの軌跡で、家庭ではなく国民の母となる道を選んだひとりの女性の物語として描く予定という。

 脚本・監督は『ニュー・シネマ・パラダイス』や『海の上のピアニスト』で知られるジュゼッペ・トルナトーレで、プロデュースは岡本直文、アヴィ・アラッド、そしてクリスタル・スカイ・ピクチャーズのスティーヴン・ポールとベネディクト・カーヴァー。クリスタル・スカイ・ピクチャーズが出資する。

ジュゼッペ・トルナトーレ監督(右)。クライヴ・オーウェンと
ジュゼッペ・トルナトーレ監督(右)。クライヴ・オーウェンと
 『スパイダーマン』シリーズや『X−MEN』シリーズなどアメコミ映画のプロデュースを手がけてきたアヴィ・アラッドにとって“The Lady”は異色作となる。
 「正直なところ、はじめは自分向きの企画ではないと思いました。でも、スー・チーさんが、『X−MEN』のなかのキャラクターに似ているということに気づいたんです。唯一の違いは、彼女は架空のヒーローではなく、実在の英雄である点くらいです」

 アラッドによると、“The Lady”はヒットする可能性を十分秘めているという。
 「HBOやBBCが製作するような小規模な伝記映画を作るつもりはありません。もっと、スケールを大きくするつもりです。これは、ラブストーリーであり、政治サスペンスなんです」

 “The Lady”の製作費は3000万ドルで、今年中にクランク・インする予定。キャストは未定だ。

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