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香港の異才チャウ・シンチー、日本で大ブレイクの予感

2008/01/24
チャウ・シンチー
チャウ・シンチー
 『少林サッカー』の破天荒な演出など、香港の映画監督、俳優として異才ぶりを発揮するチャウ・シンチーの3年ぶりの監督・主演作が、この6月に日本公開の運びとなり、今年、日本ではちょっとしたシンチー・ブームが到来しそうだ。新作は、『ミラクル7号』。SF的設定のもと、笑いと切なさが混じりあい、破壊力にヒューマンな味が加わるこれまでのシンチー世界が、さらにスケールアップしているという。

 配給は、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(日本)で、その配給の形が興味深い。『ミラクル7号』は純粋香港映画だが、香港のソニー・ピクチャーズがローカル・プロダクション作品として、香港で配給。この形が、日本においても引き継がれた恰好という。
 米メジャースタジオは、米国以外の各国の国情に合わせた配給体制も重要視しており、まさにシンチー作品は、日本も含めたアジア地域で、重要な作品の位置を占めているというわけだ。シンチーの前作『カンフーハッスル』も、全く同じスタイルでソニー・ピクチャーズが配給した。

 一方、シンチーは今年、プロデュース作品でも、日米の大作2本に関わっている。その1本が、フジテレビが中心になって製作している『少林少女』(4月26日公開)。監督は、『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』などの本広克行。主演の柴咲コウが、カンフーに挑戦する。さらにもう1本が、夏公開に向け調整に入ったばかりのハリウッド版『ドラゴンボール』。いずれも日本に関係のある作品であるのがおもしろい。

 監督作では、自身のこだわりの世界を描き、プロデュース作品では、より大型化した娯楽作を目指すというところだろう。いずれにしろ世界の目が、この香港の異才監督に注がれているのは間違いない。

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