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「故ヒース・レジャーに捧ぐ」主演男優賞
第14回SAG賞受賞者発表!

2008/01/28
©2007 Screen Actors Guild
SAG賞授賞式のレポートは、日本時間1月29日(火)よりVariety Japan動画でも配信します
©2007 Screen Actors Guild
SAG賞授賞式のレポートは、日本時間1月29日(火)よりVariety Japan動画でも配信します
 ロサンゼルスでは珍しく、ここ数日降りつづいた雨がこの日も朝からハリウッドを冷たく包んだ。だが会場であるシュライン・オーディトリアムにはそれをものともしない多くのファンや報道陣が集まり、彼らの“熱”が雲に穴を空けたように昼過ぎから雨はやみ、光が差し込んだ。

 14回目を迎える今年の米俳優組合(SAG)賞にこれほど注目が集まったのには理由がある。米脚本家組合(WGA)のストの影響でゴールデングローブ授賞式が中止となり、この賞レースシーズン初めての、スターたちが一堂に会する大きな式典となったのだ。

 米西海岸時間1月27日(日)午後3時20分過ぎからレッドカーペットにスターが訪れ始めると、一斉にフラッシュがたかれた。アンジェリーナ・ジョリーを伴って現れたブラッド・ピットや、ケイト・ブランシェットら豪華セレブには、各報道クルーが殺到してコメントを求める。やっとハリウッドらしい光景が戻ってきた。 

主演男優賞を受賞したダニエル・デイ・ルイス
主演男優賞を受賞したダニエル・デイ・ルイス
 午後5時から行われた授賞式は、さすがにWGAメンバーが台本を手がけただけあって流れるような進行。テレビ中継のオープニングで、サリー・フィールドやカイル・マクラクラン、サンドラ・オーら実力派俳優たちがそれぞれに自らの経歴を短く振り返り、「私は俳優です」と締めくくってリレーする構成など、心憎い演出が光った。

 プレゼンターとして登場したトム・クルーズやマシュー・マコノヒー、バート・レイノルズが次々に受賞者を発表していく。

 映画部門、作品賞にあたるアンサンブル・キャスト賞には『ノーカントリー』が、また主演男優賞にはダニエル・デイ・ルイス(『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』)、主演女優賞にはジュリー・クリスティ(『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』)が輝いた。4部門の最多ノミネートで期待のかかっていた『イントゥ・ザ・ワイルド(原題)』、また3部門ノミネートの『フィクサー』の受賞はなかった。

 またテレビ部門では、最多ノミネートであった「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」が、アンサンブル・キャスト賞(ドラマシリーズ部門)、男優賞(ドラマシリーズ部門)、女優賞(ドラマシリーズ部門)の3部門すべてにおいて受賞した。

主演女優賞を受賞したジュリー・クリスティ
主演女優賞を受賞したジュリー・クリスティ
 今年初めて設けられた、スタントマンたちの功績をたたえるアンサンブル・スタント賞では、映画部門で『ボーン・アルティメイタム』が、テレビ部門で「24 TWENTY FOUR」がそれぞれ受賞している。

 授賞式終盤に発表された映画部門の主演男優賞受賞スピーチで、ダニエル・デイ・ルイスは、亡きヒース・レジャーの俳優としての独創性、完璧さや自分に与えた影響などについてふれ、「この賞をヒース・レジャーに捧げる」と語った。

 アカデミー賞の行方を占う上でも重要とされる今年のSAG賞受賞者すべての一覧は以下の通り。




【第14回SAG賞受賞者一覧】(*が受賞者)
〈 映画 〉
主演男優賞
*ダニエル・デイ・ルイス (『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』)
ヴィゴ・モーテンセン (“Eastern Promises”)
ジョージ・クルーニー (『フィクサー』)
エミール・ハーシュ (『イントゥ・ザ・ワイルド(原題)』)
ライアン・ゴズリング (“Lars and the Real Girl”)

主演女優賞
*ジュリー・クリスティ (『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』)
マリオン・コティヤール (『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』)
アンジェリーナ・ジョリー (『マイティー・ハート/愛と絆』)
エレン・ペイジ (『JUNO/ジュノ』)
ケイト・ブランシェット (『エリザベス:ゴールデン・エイジ』)

助演男優賞
*ハビエル・バルデム (『ノーカントリー』)
トム・ウィルキンソン (『フィクサー』)
ケイシー・アフレック (『ジェシー・ジェームズの暗殺』)
ハル・ホルブルック (『イントゥ・ザ・ワイルド(原題)』)
トミー・リー・ジョーンズ (『ノーカントリー』)

助演女優賞
*ルビー・ディー (『アメリカン・ギャングスター』)
ケイト・ブランシェット (『アイム・ノット・ゼア』)
キャサリン・キーナー (『イントゥ・ザ・ワイルド(原題)』)
エイミー・ライアン (“Gone Baby Gone”)
ティルダ・スウィントン (『フィクサー』)

アンサンブル・キャスト賞
*『ノーカントリー』
“3:10 to Yuma”
“Into the Wild”
『アメリカン・ギャングスター』
『ヘアスプレー』

アンサンブル・スタント賞
*『ボーン・アルティメイタム』
『300 <スリーハンドレッド>』
『アイ・アム・レジェンド』
『キングダム/見えざる敵』
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』

〈 テレビ 〉
男優賞(ドラマシリーズ部門)
*ジェームズ・ガンドルフィーニ (「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」)
マイケル・C・ホール (「デクスター ~警察官は殺人鬼」)
ジョン・ハム “Mad Men”
ヒュー・ローリー (「Dr. HOUSE」)
ジェームズ・スペイダー (「ボストン・リーガル」)

女優賞(ドラマシリーズ部門)
*イーディ・ファルコ (「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」)
グレン・クロース (“Damages”)
サリー・フィールド (「ブラザーズ&シスターズ」)
ホリー・ハンター (“Saving Grace”)
キラ・セジウィック (「クローザー」)

男優賞(コメディシリーズ部門)
*アレック・ボールドウィン (“30 Rock”)
スティーヴ・カレル (“The Office”)
リッキー・ジャーヴェイス (「エキストラ:スターに近づけ!」)
ジェレミー・ピヴェン (「アントラージュ★オレたちのハリウッド」)
トニー・シャルーブ (「名探偵モンク」)

女優賞(コメディシリーズ部門)
*ティナ・フェイ (“30 Rock”)
クリスティナ・アップルゲイト (“Samantha Who?”)
アメリカ・フェレーラ (「アグリー・ベティ」)
メアリー=ルイーズ・パーカー (「Weeds ~ママの秘密」)
ヴァネッサ・ウィリアムズ (「アグリー・ベティ」)

アンサンブル・キャスト賞(ドラマシリーズ部門)
*「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」
「ボストン・リーガル」
「クローザー」
「グレイズ・アナトミー」
“Mad Men”

アンサンブル・キャスト賞(コメディシリーズ部門)
*“The Office”
“30 Rock”
「デスパレートな妻たち」
「アントラージュ★オレたちのハリウッド」
「アグリー・ベティ」

男優賞(テレビ映画・ミニシリーズ部門)
*ケヴィン・クライン (“As You Like It”)
マイケル・キートン (“The Company”)
オリヴァー・プラット (“The Bronx Is Burning”)
サム・シェパード (“Ruffian”)
ジョン・タトゥーロ (“The Bronx Is Burning”)

女優賞(テレビ映画・ミニシリーズ部門)
*クィーン・ラティファ (“Life Support”)
エレン・バーンスタイン (“Mitch Albom's For One More Day”)
デブラ・メッシング (“The Starter Wife”)
アンナ・パキン (“Bury My Heart at Wounded Knee”)
ジーナ・ローランズ (“What if God Were the Sun?”)
ヴァネッサ・レッドグレイヴ (“The Fever ”)

アンサンブル・スタント賞
*「24 TWENTY FOUR」
「HEROES/ヒーローズ」
「Lost」
「ROME [ローマ]」
「ザ・ユニット 米軍極秘部隊」

功労賞
*チャールズ・ダーニング

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