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ランボー、まさかの2位発進

2008/01/28

アカデミー賞ノミネート作は躍進

シルヴェスター・スタローン
シルヴェスター・スタローン
 20年ぶり復活のランボーが、古代ギリシャのスパルタ人に屈した!? 米興行成績ランキング(1月25~27日)で、シルヴェスター・スタローン主演のシリーズ最新作『ランボー 最後の戦場』は、2751館で公開され、1820万ドルを記録。ライオンズゲートとワインスタインCo.による同作は、往年のファンから若い世代まで、幅広い層が80年代を代表するアクション・ヒーローを歓迎した。同じスタローン主演の『ロッキー・ザ・ファイナル』が1220万ドルだったのと比べても好成績といえる。

 これを僅差で上回ったのが、ニュー・リージェンシー製作、米20世紀フォックス配給の“Meet the Spartans”。『300(スリーハンドレッド)』のパロディーで、2605館で上映され、1870万ドルを稼いだ。これは、同じ製作チームが昨年の同時期に公開した『鉄板英雄伝説』と似た記録である。

アーノルド・シュワルツェネッガーとおどけるスタローン
アーノルド・シュワルツェネッガーとおどけるスタローン
 他に全国公開作品では、ソニー・スクリーン・ジェムのスリラー作品“Untraceable”が、2368館で上映され、1100万ドル。パラマウント・ヴァンテージのダンス・ドラマ“How She Move”は、1531館で420万ドルを記録した。

 先週トップだった『クローバーフィールド/HAKAISHA』は、半分以上の68%も勢いを落とし、1270万ドルで4位に。それでも、この低予算映画の累計は6430万ドルとなっている。対して、先週2位につけていたフォックスのロマンティック・コメディー“27 Dresses”は、41%の後退にとどめ、1360万ドルで累計を4530万ドルにした。

 特筆すべきは、22日に発表されたアカデミー賞ノミネート作品の飛躍ぶり。フォックス・サーチライトの『ジュノ/JUNO』は、上映館数が108館減ったにも関わらず、3%上昇して1030万ドルを売り上げ6位に。1億ドル突破も射程圏に入ってきた。

 他にトップ10入りしたのは、最多の8部門でノミネートされたダニエル・デイ・ルイス主演のパラマウント・ヴァンテージ『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』。上映館を885館に増やし、490万ドルで8位に入った。累計も1480万ドルにした。

 同じく8部門で候補となったコーエン兄弟のミラマックス『ノーカントリー』も上映館数を289館増やし、1107館に。興収は106%もアップし、250万ドルを稼ぎ出した。累計でも5200万ドルに達している。

 米ワーナー・ブラザースはジョージ・クルーニー主演の『フィクサー』を再拡大し、33館だったのを1102館に。200万ドルを記録し、累計は4150万ドルとなった。

 作品賞にノミネートされた中で、唯一成績を下げたのは『つぐない』。フォーカス・フィルムは上映館数を109館増やしたが、週末の成績は14%減少。それでもイギリスを舞台にした戦争ドラマは、1400館で400万ドルを記録し、累計3790万ドルとした。

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