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『クローバーフィールド』2週目で記録的な大幅ダウン
公開週ヒットの要因はマーケティング戦略?

2008/01/30
 米パラマウントの『クローバーフィールド/HAKAISHA』は、1月公開映画としては史上最高のオープニング成績を記録したが、作品の魅力で観客を熱狂の渦に巻き込んだというよりは、マーケティングの勝利といえそうだ。同作の全米興行収益は、2週目に68%もダウン。

 オープニングの週末で稼ぐイベント映画にありがちなパターンではあるが、過去に68%もの減少を記録したのは、『ハルク』や『エレクトラ』といった限られた作品しかない。

『クローバーフィールド』
『クローバーフィールド』
 ただし、『クローバーフィールド』の製作には、わずか2500万ドルしかかかっていないので、損益的には成功といえる。公開10日間ですでに6430万ドルを稼いでおり、海外での公開はまだ始まったばかりだ。

 ライバル・スタジオにとって、『クローバーフィールド』の大幅ダウンは驚くに値しない。J・J・エイブラムスがプロデュースした同作の、シネマスコアによる評価はCである。一般観客の満足度は、まあまあ、といったレベルなのだ。

 ただし、『クローバーフィールド』を大ヒットに結びつけたマーケティング手法については、他のスタジオも高く評価する。あるスタジオの配給担当は、「彼らは映画を一大イベントにして、数に限りのあるターゲット層を、一気に焚きつけた」と言う。

 『クローバーフィールド』は、2008年のパラマウントを占う意味で、重要な作品。とりあえず順当なスタートを切ったといえるだろう。

『クローバーフィールド』
『クローバーフィールド』

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