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『歓喜の歌』初日、実際にあったトラブルには「コメントしづらい……」

2008/02/04
主演の小林薫と、6年ぶりの映画出演となった安田成美
主演の小林薫と、6年ぶりの映画出演となった安田成美
 映画『歓喜の歌』の初日舞台挨拶が2月2日(土)、シネカノン有楽町1丁目で行われた。初回の上映後に、監督、出演者らがステージに立つと、満席となった場内は、割れんばかりの大きな拍手に包まれた。

 本作は、まぎらわしい名前のふたつのコーラスグループの大晦日のコンサートが、町の文化会館でダブル・ブッキングされてしまうという音楽コメディ。松岡錠司監督は「初めてコメディを監督して、人を笑わせるのがいかに難しいか噛みしめています。世代を超えて楽しめる映画になっていると思います」と挨拶した。

 ちょっとお調子者の文化会館の主任を演じた小林薫は、「ひと言申し上げたいのですが、本当の私は主任のようではありませんから」と強調。また、実際に東京文化会館でダブル・ブッキングがあり、10月に予定されていた東京都交響楽団の定期演奏会が中止になったというトラブルが、ちょうどこの日の新聞で報道されたことについて、「主任の気持ちがわかるだけにコメントしづらいですが……。私だったら合同公演をやっていたと思います」とコメントして笑いをとっていた。

『歓喜の歌』出演者と、松岡錠司監督(左端)、原作者の立川志の輔(左から3人目)
『歓喜の歌』出演者と、松岡錠司監督(左端)、原作者の立川志の輔(左から3人目)
 今回、6年ぶりの映画出演で、ママさんコーラスのリーダーを演じた安田成美は、「久しぶりの映画撮影で、このような温かい作品に出演できて本当に嬉しいです」と笑顔で話した。もう一方のコーラスグループのリーダーを演じた由紀さおりは、「私は歌もお芝居も大好きで、両方一緒にできる役をいただいて充実感がありました。歌うということはパワーをもらえるので、この映画を観てコーラスをやりたいなと思ってくれたらうれしいです」。

 また、原作の立川志の輔も登壇。「プロデューサーの李さんに“映画にしたい”と言われ、ウソだろうなと思った。次に“監督が松岡監督に決まりました”と言われて、またウソだろうなと思った。その次に“主演は小林さんと安田さんになりました”と言われて、これは完全にウソだろうなと思いましたが、いま本当だったんだと実感しております」とオチをつけた。

 翌日は節分。最後は、登壇者全員で福豆まきをして映画の成功を祈願した。
 『歓喜の歌』はシネカノン有楽町1丁目ほかで公開中。

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